高校受験数学の勉強法を徹底解説【何をいつやればいいかがわかる!】

「高校受験の数学の対策は、何から始めたらいい?」

今回は、こんな疑問にお答えします。

今回は高校受験の数学について解説します。

高校受験では、中1から中3までで学習するすべてが出題範囲となるため、合格するためには、勉強法を知り効率よく学習を進めることが重要です。

この記事を読むと、数学の勉強法がわかります。

間違った方法で勉強を進めてしまうと、本番までに間に合わない可能性があります。

そこで、高校受験の数学の時期別で勉強する内容についてもご紹介します。

ぜひ最後までお読みください。

高校受験の数学って何が出るの?

高校受験の数学の入試問題では、以下の問題が出題されます。

また、上記の分野を組み合わせた応用問題も出題されます。

それぞれの問題と対策について解説します。

計算

高校受験の数学では、以下の計算問題が出題されます。

  • 正負の数
  • 因数分解
  • 平方根

まずは公式を覚え、計算ミスを防ぐために途中式を必ず書くようにしましょう。

方程式

方程式の問題は大きく2パターンあり、方程式を解く問題方程式の考え方を用いる文章題が出題されます。

文章題は自分で式を立てる必要があるため、計算よりも難しいと感じる方もいると思います。

文章題の対策としては、さまざまな形式の問題を練習しておくとよいでしょう。

また、図や表を書くことで問題が解きやすくなります。

関数

関数は、比例と反比例・一次関数・二次関数が出題されます。

グラフを書き、与えられている数値を書き込んでいくと正解に近づきます。

また勉強は、比例と反比例→一次関数→二次関数の順番で進めていくと理解しやすいです。

図形

図形は、高校受験の数学の中でも特に難易度が高い問題が多く、平面図形・空間図形などが出題されます。

まずは、公式や定理を確実に覚えましょう。

その後、問題集でさまざまなパターンの問題を解き、問題に慣れていくことが必要となります。

確率

確率も高校受験の頻出分野です。

勉強のポイントは、樹形図や表の書き方を学習し、定番問題→応用問題の順番で問題を解くとよいでしょう。

分数の約分でのミスにも注意してください。必ず見直しをしましょう。

その他の応用問題

高校受験の数学では、今ご紹介した分野を組み合わせた応用問題も出題されます。

応用問題を解けるようになるためには、基本問題をマスターする必要があります。

また、さまざまなパターンの問題に取り組み、問題形式に慣れましょう。

高校受験の数学対策は何をすればいい?

高校受験では、いままで学習した内容が幅広く出題されます。

では、具体的に何を対策すればいいのか説明していきます。

計算力をつける

計算力をつける必要があります。

数学にはさまざまな問題がありますが、計算がすべての問題の土台となります。問題から計算式をたてることができても、計算を間違ってしまうと得点はもらえません。

学校の授業で学習したことはしっかり復習し、問題集で練習問題を解くようにしましょう。

間違えた問題は、正解するまで解きなおしを行うことで計算力は鍛えられます。

基礎問題を覚える

計算とともに、基礎問題を確実に解けるように練習しましょう。

数学は基本パターンを覚えることが大切です。

公式は、ただ暗記するのではなく、意味や使い方もセットで覚えると記憶に定着しやすいです。また、問題を解きながら覚えていく方法もあります。

応用問題にチャレンジ

基礎問題を覚えたら、応用問題にチャレンジしましょう。

高校受験で高得点をとるためには、応用問題で得点できるかにかかっています。

問題集の応用問題や、過去問を使用して問題を解く練習をします。

難しい問題が出てきても諦めずに解いてみることが大切になります。

高校受験数学の時期別の勉強法

次に高校受験の数学の時期別の勉強法について解説します。

中1から中3の1学期

中3の1学期までは、学校の定期テストで高得点を取ることを目標に勉強を進めましょう。

数学は、中1からの積み重ねが重要な科目です。

中3になってから全てを復習するのは大変です。

定期テストに向けて勉強をすることが受験対策にもつながります。

中3の夏休み

中3の夏休みは「受験の天王山」とも呼ばれ、受験に向けて本格的に勉強に取り組み始める時期になります。

いままで学習した内容で、苦手だと感じる分野の復習を行いましょう。

また、数学が得意で余力がある人は、中3の2学期の学習する内容の先取り学習を行うことをおすすめします。

中3の2学期

中3の2学期は、定期テストや実力テストなど、毎月のようにテストが実施されます。

内申点に影響するテストになるので重要です。全力で取り組みましょう。

また、中3の2学期に学習する「2乗に比例する関数」「相似」「三平方」は、高校受験でも頻出の分野になります。

テスト対策に加え、普段の授業の復習も行うようにしましょう。

中3の冬休みから受験本番まで

中3の冬休みから受験本番までは、過去問を解きます。

解きっぱなしで終わるのではなく、間違えた問題は解きなおしをしてください。

また、解けなかった問題を単元別で練習し、苦手単元を減らしていきましょう。

高校受験の数学の勉強法3選

ここでは、高校受験の数学の勉強法について3つご紹介します。

それぞれ詳しく説明していきます。

方法①問題集・参考書を使って勉強する

1つ目は、問題集・参考書を使って勉強する方法です。

教科書の内容をインプットできたら、問題集・参考書を使用し、自力で問題を解く力を養うことが必要です。

基礎固め・応用問題・過去問でおすすめの問題集がありますので、ご紹介します。

基礎固め:ニューコース問題集

ニューコース問題集は、「基礎力チェック問題」「実力完成問題」の2ステップの問題構成となっています。

この1冊で基礎力を身につけることができます。

また、解答解説は別冊となっており、解説が詳しくのっているため一人で解き進められます。

応用問題:近畿の高校入試

近畿の高校入試は、中1・中2範囲の近畿の入試問題を集めた問題集です。

受験対策を本格的に始めたいと思った受験生は、この1冊に挑戦するとよいでしょう。

特に難易度の高い問題は、詳しく解説されているのが特徴です。

過去問:全国高校入試問題正解 数学

全国高校入試問題正解 数学は、数学の入試問題と解答解説が掲載されている問題集です。

都道府県・高校別で問題傾向や対策、問題の解き方を解説しています。

問題ごとに「よく出る」「基本」「難」などの記号が記載されているため、自分のレベルにあった問題に挑戦できます。

方法②塾に通って勉強する

2つ目は、塾に通って勉強する方法です。

学校の授業のように先生が前で解説をする集団指導や、自分のペースに合わせて指導してくれる個別指導など、種類はさまざまです。

同じ高校を目指すライバルが通っていることも多く、いい刺激を受けながら勉強を進めることができます。

方法③スタディサプリを使って勉強する

3つ目は、スタディサプリを使って勉強する方法です。

スタディサプリは、スマホやタブレットから動画で授業を見て学習を進めます。

空いた時間に視聴可能で、自分の苦手単元のみをピックアップして学習できるのが特徴です。

自分に合った勉強法を見つけよう

ここまで高校受験の数学の勉強法について解説しました。

次に、3つの勉強法について、どんな受験生におすすめか説明していきます。

問題集を使った勉強はこういう受験生におすすめ

問題集を使用した勉強は、以下に当てはまる受験生におすすめです。

具体的に解説します。

数学が得意

問題集を使用した勉強は、基本的に一人で進めていく必要があります。

そのため、数学が得意な受験生にはおすすめです。

一方、数学が苦手な受験生は他の方法を用いた方がよいでしょう。

解説を読んで理解できる

問題集での学習は、解説を読んで理解する力が必要となります。

問題を解いて解説を読むということを繰り返す勉強スタイルです。

身の回りに質問できる人がいる

問題集を使用して学習するデメリットは、質問ができない点です。

身の回りに質問対応をしてくれる家族や先輩がいる受験生にとってはおすすめの勉強法となります。

「周りに数学の質問に答えてくれる人がいない・・・・・・。」
そんな中学生の勉強に役立つアプリとして、Rakumonというアプリがあります。

Rakumonは、勉強の質問がスマホで簡単にできるアプリ。
初回3回までは無料で質問できるので利用してみてはいかがでしょうか?

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こういう受験生には塾に通って勉強するのがおすすめ

塾に通って勉強する方法は、以下にあてはまる受験生におすすめです。

具体的に解説します。

学校よりもレベルの高い授業が受けたい(集団指導)

学校の授業では、基礎問題を中心に学習します。

一方、塾では、応用問題を中心としたレベルの高い授業も行っています。

レベル別でクラス分けがされている場合が多く、志望校が同じライバルと勉強することもできます。レベルの高い環境で勉強がしたい受験生にはおすすめです。

自分のレベルに合わせた指導を直接受けたい(個別指導)

個別指導は、自分のレベルに合わせて授業が展開されます。

そのため、学校の授業についていくのが難しいと感じている受験生におすすめです。

また、苦手分野に絞って学習したり、得意科目は先取り学習をするなど、個人の要望に合わせて授業を進めてくれる場合が多いです。

自習室や進路相談など勉強以外のサポートを受けたい

塾に通うと自習室を使用できるため、授業がない日も勉強をできる環境が整っています。

また、定期的な進路指導も行っており、勉強以外でのサポートが充実しています。

こういう受験生にはスタディサプリを使って勉強するのがおすすめ

スタディサプリを使って勉強する方法は、以下にあてはまる受験生におすすめです。

具体的に解説します。

自分のペースで復習できる

スタディサプリは、自分の生活スタイルに合わせて、勉強したいときにいつでも動画を視聴できます。

そのため、自分で計画を立てて学習を進めたい受験生におすすめです。

苦手な部分を何度でも学習できる

スタディサプリの動画は何度でも視聴可能です。

そのため、一度の学習で理解できなければ、わからない部分のみを繰り返し視聴できます。

テスト前や受験直前期でも効率よく勉強できるのが特徴です。

一流講師の授業が月額2,178円で受けられる

一流講師の授業を受けたい受験生はスタディサプリがおすすめです。

月額2,178円で「神授業」と呼ばれている一流講師の授業を受けられます。

塾にプラスアルファする形もOK

スタディサプリは、塾での学習にプラスアルファとしての利用も可能です。

教材として導入している塾も増えています。

現在塾に通っていて、基礎からの勉強をしたいという受験生は、塾での学習にスタディサプリをプラスアルファするとよいでしょう。

まとめ

今回は、高校受験の数学の勉強法について解説しました。

高校受験の数学について、覚えていただきたい点は以下の通りです。

  • まずは基本問題を確実におさえる
  • さまざまなパターンの問題に触れ、問題形式に慣れておく
  • 問題集や塾、スタディサプリなどから自分に合った勉強法を選ぶ

自分に合った勉強法を見つけ、受験勉強を乗り切りましょう。

この記事が、受験生の皆さまのお役に立てると幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。