福岡県で塾講師アルバイトをするメリットとは?バイトの始め方や実際の仕事内容などをまとめて紹介!

 近年、アルバイトを新しく始めていく際に塾講師の仕事を選ぶ大学生の方が増えています。自身が中高生のころに通っていて、その頃の先生たちに憧れて自分もやってみたいと考える方も多いのではないでしょうか?しかし、塾講師というと何となく敷居が高そうにも感じますよね。どのように始めていけばいいのか不安な大学生の方も多いと思います。

 この記事では、大学生が塾講師アルバイトをしていくうえで気になるものをまとめて解説していきます。どのようなメリットがあるのか、どのように始めればいいのかといった働き始める前に知っておくべきものから確認します。そのうえで、実際の仕事内容、注意すべき点についてもまとめていきますので、是非最後まで確認していってくださいね!

塾講師のバイトをするメリット

  塾講師のバイトをしていくメリットは複数ありますが、その中でも大学生の方たちにとって大きなものが以下の項目です。

・高収入を目指せる

・経験やスキルが得られる

・人脈が形成できる

塾講師以外も含めて、バイトをしていく大前提は給与をいただくことだと思います。ですが、それ以上に大切なのが学業だけでは得られないものをどのように得ていくかです。塾講師のバイトはそのすべてが満たせる可能性が高いです。具体的に見ていきましょう。

高収入を目指せる

 まず、塾講師のバイトは時給が他のアルバイトよりも高いことが多いです。

 マイナビキャリアリサーチラボが2022年8月に全国の職種別アルバイトの平均時給を調査したデータがあります。ここでは、全国のアルバイト平均時給が1143円となっています。これに対し、塾講師を含んだ教育関連職の平均時給は1313円となっており、平均よりも170円ほど高いことが分かります。1時間ではそこまで大きな差ではありませんが、月に50時間働くとすると8500円もの差になってきます。教育関連職の高収入ぶりが分かりますね。ちなみに、この調査で一番時給の低い飲食業の平均時給は968円でした。教育職とは約350円の差になっていますね。

 このことより、塾講師は高収入を目指せるアルバイトであると言え、大学生が塾講師のバイトをしていくメリットとなっています。

経験やスキルが得られる

 塾講師のバイトをしていくことで、様々な経験やスキルが得られます。ここもメリットの1つと言えるでしょう。

 アルバイトの多くは、単純な作業が多いです。また、1人の顧客と接する時間も短いことが多いです。スーパーやコンビニの店員さんをイメージしてもらえると、そこまで沢山の時間接している訳ではないのが分かりやすいと思います。

 これに対して、塾講師のバイトはその特性上顧客である生徒と接する時間がかなり長くなりやすいです。その中で、生徒に分かりやすく勉強内容を伝えるプレゼン能力や1人1人の様子の変化がないか気を配っていく経験を得ていくことができます。特にプレゼン能力を身に着けられるアルバイトは多くないため、仕事をしながら身に着けていけるのは大きなメリットです。

 これらのことから、塾講師のバイトは様々な経験やスキルが得られると言えます。

人脈が形成できる

 塾講師のバイトをしていく中で、人脈を多数形成できることもメリットです。

 あくまで傾向の話ではありますが、塾講師のバイトを選ぶ方はまじめな人が多いです。仕事への向き合い方や考え方など、多くの学びを自分にもたらしてくれる人とのつながりは自分自身の考え方の整理や成長にとって大きなメリットになるはずです。

 また、塾によっては自身が担当する生徒の保護者と話す機会を設けられる場面もあります。自身が社会に出た後、勤める会社や取引先にその保護者が居る可能性は十分あります。その際、塾でしっかりいい印象を与えていればいい雰囲気でミーティング等を進めることが出来るはずです。そうでなくとも、自分が何かしら困ったときに頼れる可能性がある方が増えるのは人生において計り知れないメリットと言えます。

 これらの人脈を形成していけるのも塾講師のバイトの大きなメリットと言えるでしょう。

 

塾講師バイトの始め方

  ここまで、塾講師のバイトをするメリットについて見てきました。ここからは、実際に塾講師のバイトをする際にどのように始めていけばいいのか、次の内容に沿って紹介していきます。

・バイト探しの方法

・福岡県でのバイト探し

・履歴書・面接のポイント

・必要な資格やスキル

 それでは早速1つずつ見ていきましょう。

バイト探しの方法

 塾講師のバイト探しをするにあたって、どのような手段があるのでしょうか?ここに関しては、他のバイトと同様様々な手段があります。大学のキャリアセンターに出ている求人から応募する、実際に勤務している友人に紹介してもらうなどですね。その手段の中でも、特におすすめなのがアルバイト求人サイトから応募することです。

 求人サイトからの応募は複数のメリットがあります。総合求人サイトであるマッハバイトには、勤務が決まった際にサイト運営より最大1万円のお祝い金が貰える求人があります。同じ場所で働くなら、貰えるお金が増えた方が嬉しいですよね!また、大手求人サイトのバイトルなどでは実際にバイトしている人の口コミを見ることが出来ます。働き始める前に実態について確認できるのはとても大きなメリットと言えるでしょう。

 友人らから情報を得ていくのと合わせてこれらの求人サイトから応募することで、自身のアルバイトを満足いくものにすることが出来やすくなります。このことから、求人サイトからの応募を特におすすめします!

福岡県でのバイト探し

 福岡県で塾講師バイトを探す際におすすめの求人サイトを3つ紹介します。

【塾講師station】

 塾講師stationは、塾講師アルバイトの掲載に特化した専門求人サイトです。実際に勤務している人の口コミが多数見れる他、お祝い金制度もあります。塾講師特化で仕事をしていきたい人におすすめできるサイトと言えますね。

【マッハバイト】

 マッハバイトは、お祝い金制度が充実している求人サイトです。最大1万円のお祝い金が貰えるのはシンプルに嬉しいですね。口コミ等も充実しているため、初めてバイトをする方も安心して使えるサイトです。

【塾講師JAPAN】

 塾講師JAPANは、有効求人数ナンバーワンを誇る塾講師アルバイト特化の専門求人サイトです。お祝い金制度は最大3万円と他以上に充実しており、どういった塾で働くのがいいかをとても吟味しやすい点がおすすめです。

履歴書・面接のポイント

 塾講師として勤務していくにあたって、履歴書・面接でどういった点を気をつければいいかご紹介いたします。

 まず、履歴書の自己PRの欄では自身が高校受験・大学受験の際にどういった形で勉強していたかを書くようにしましょう。塾講師はその取り組み方の伝授も求められています。自分の学習への向かい方を共有しておくことは重要です。

 また、面接の際には人柄を見られます。明らかにチャラついた態度・すごく引っ込み思案な態度だと落とされてしまう可能性が高まるので、明るく誠実な人柄であることをアピールしましょう。

必要な資格やスキル

 塾講師バイトに必要な資格やスキルについて紹介します。

 結論から言うと、特別必要な資格やスキルはありません。補習塾としての側面の強い補習塾では特にその傾向が強く、「未経験歓迎!」を謳っている塾も多いです。

 ただし、一部の超進学塾では特定の大学への在籍・卒業生を条件としているケースがあります。これは通塾生が名門私立中高、旧帝大等の難関大を志望しているケースが多く、指導者もそれ相応の学歴が求められるためです。この場合は在籍校が必要な資格と言えるでしょう。

塾講師バイトの実際の仕事

 続いて、塾講師バイトの実際の仕事について紹介していきます。塾講師バイトの仕事は授業だけではありません。前後の準備等も含めて多岐に渡ります。この項目では、以下の内容について紹介・解説していきます。

・授業の準備

・授業の進め方

・生徒や保護者とのコミュニケーション

 それでは1つずつ確認していきましょう!

授業の準備

 実際に授業を進めていくにあたり、授業の準備時間が必要となってきます。

 例え自分が最も得意な科目を生徒に指導していくとしても、「自分が解ける」ことと「分かりやすく相手に伝える」ことはまったく別の話になってきます。どのように授業を構築すれば生徒に分かりやすく伝わるのか、といったことをあらかじめ準備しておく必要があります。また、自身が不得手だった科目・単元を指導する機会も出てくるでしょう。その際は科目の復習から含めた準備が必要となってきます。

 これらのことから、授業の準備が必要となってきます。

授業の進め方

 授業準備を万全にし、実際の授業に臨む際にも、授業の進め方で留意すべき点があります。

 例えば、自分の得意な科目・単元を指導していく際に「自分はこの単元得意だから」と基礎的な内容の解説を簡略にしてしまうと、生徒が十分に理解できないまま進んでしまう恐れがあります。また、基礎的な部分の説明だけにこだわると塾の方針として取り組むべきところまで進められないケースもあるでしょう。具体的な配分は塾の方針・生徒のレベルにもよりますが、基礎的な内容の解説→演習→応用的な内容の解説→まとめといった流れが基本になってきます。また、生徒がしっかりついてきているか随時理解度確認をしながら進めていくことも必要です。

 これらの流れを意識して授業を進めていきましょう!

生徒や保護者とのコミュニケーション

 塾講師バイトの業務の1つに、生徒や保護者とのコミュニケーションがあります。授業だけしていればOKという形ではありません。

 まず生徒とのコミュニケーションは特に重要です。塾は生徒が前向きに楽しく勉強していくことを目的の1つとしています。その際、ただ授業だけ淡々とする講師と休み時間や授業冒頭のアイスブレイクタイムで雑談を交えてくれる講師とではどちらの方が前向きに学習しやすいでしょうか?当然後者ですよね。生徒に集中して学習してもらうためにもコミュニケーションは重要です。

 また、実際に授業をしている講師の視点から保護者との交流を求められるケースもあります。この際にいい印象を与えられるよう振る舞っていくのも塾講師のバイトに求められている業務の1つです。

塾講師バイトの注意点

 ここまで、塾講師バイトの始め方や実際の仕事内容について見てきました。塾講師バイトは様座な経験が比較的高い給与で得られるよい仕事であることが伝わったかと思います。しかし、当然ながらバイトしていくにあたって注意すべき点もあります。この項目では以下の3つについて注意すべき点を確認していきます。

・時間管理の重要性

・ストレス管理

・トラブルへの対応

 それでは1つずつ確認していきましょう。

時間管理の重要性

 大学生が塾講師バイトをしていくにあたって最も注意しないといけないのが、学業とアルバイトとの両立に伴う時間管理です。

 先ほど、塾講師バイトの仕事の1つに授業前の準備がある、とまとめました。極端な例にはなりますが、60分間の数学の授業コマに対して事前の予習に60分・分かりやすく指導する方法を考えるのに30分かかると、実際に給与が発生するのは60分なのにも関わらず150分間労働していることになってしまいます。実際に発生する給与と実質の労働時間に乖離が生まれてしまうのです。また、事前準備に時間がかかりすぎることは本来の自分がすべき大学生としての勉強にも支障をきたす恐れがあります。

 大学生の本分は自身の学習です。そちらに支障を来たさないような、時間管理が非常に重要となってきます。

ストレス管理

 塾講師のバイトは生徒と長い時間触れ合える楽しい・やりがいのある仕事ではありますが、ストレスが発生することも十分ありえます。これらへの管理も非常に重要です。

 よくあるストレスの例として、「生徒が自分の授業を真剣に聞いてくれない、言うことを聞いてくれない」といったものがあります。特に指導する生徒が小中学生の場合にこの案件は発生しやすいです。生徒自身は勉強自体に後ろ向きな気持ちであることも珍しくないため、真剣でないケースもあるでしょう。

 こういったストレスへの対処として、リラックスの時間を取ることをおすすめします。バイトや大学が休みの日にカラオケで思いっきり声を出して歌う、友人とスポーツを楽しむなどどんな形でも構いません。自分の勉強とアルバイト以外の時間を設けてストレス管理のためのリラックス出来る時間を意識的に確保していきましょう。

トラブルへの対応

 塾講師のバイトをしていくうえで、思わぬトラブルが発生するケースもありえます。これは、生徒・保護者・塾いずれでも可能性があります。

 生徒・保護者とのトラブルは、「指導中に生徒に触った・触っていない」といった問題が起こりやすいです。近年は塾講師による性加害の報道も目にすることがあります。また、自身にその気がなくても、生徒側からそういった行為と捉えられてしまうと様々な対応に追われてしまうことになります。性加害をしないのは大前提ですが、そういった行為と疑われないようにすることも大事にしましょう。万が一、こういった案件に見舞われた際は社員にすぐ相談して対応を仰ぐようにしていきましょう。これ以外のトラブルもそうですが、生徒・保護者とのトラブルは社員に相談するのが最善です。

 また、塾とのトラブルとして「指導不可科目の指導を強制される」といったものがあります。勤務開始時には数学と理科だけ指導する、と言っていたにも関わらず国語の授業担当を依頼される、といった次第です。塾によっては人員不足が厳しく、こういった措置を講師に依頼するケースもあります。 自身が十分な対応を出来ない場合は無理に請け負わず、不可な旨をしっかりと提示するようにしましょう。それでも食い下がられる場合は大学のキャリアセンター等、外部機関に相談していってください。いずれにしても、自分で抱え込まないことが重要です。

まとめ

 本記事では塾講師のバイトの始め方・働いていくメリットや実際の仕事・注意点についてまとめていきました。

 本記事のポイントは以下の通りです。

・塾講師として働いていくことは、様々なメリットがある。

・塾講師バイトを始めていく際は、求人サイト経由がおすすめ。

・塾講師バイトには、特別な資格やスキルは原則必要ない。

・実際の仕事は、授業以外にも多岐にわたる。

・ストレスを抱えることもあるため、自分なりに管理する方法を見つけておくべき。