この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
- なぜ反抗期があるの?
- 反抗期っていつなるの?
- 反抗期の特徴が知りたい!
Mr.michizane
反抗期コワい・・・
この記事では、(株)合格がこれまで多くの保護者から相談を受けた「反抗期」について解説していきます。
反抗期の時期、反抗期が起こる理由、そしてその特徴などを知ることで、具体的な対策を取ることができます。
心の準備があるなしで、ずいぶんとメンタル的な余裕が違うもの。
では、ご覧ください。
【小学生の反抗期の特徴6選】原因は?どう対処する?いつまで続く?
反抗期は大人になるための大切な階段です。
反抗期かも・・・と感じたら、ぜひ喜んでください。聞いたことありませんか?
「子どもの頃に反抗期がなかった人は、大人になってからが大変だ」と。
子どものうちに訪れる反抗期は、本当に祝福すべきことなんです。大人になってから反抗期が到来したら、周りは非常に苦労することでしょう。
とはいえ、反抗期の子どもによっては、大暴れしたり暴力を振るったりする子もいるので、もろ手を振って・・・というわけにはいきません。反抗期に適切な対応をしなければ、とんでもないことになってしまいますから、まずはその子の状態を知ることが大切です。
そもそも、なぜ反抗期があるのでしょう?
子どもにとって絶対の存在である親。親の言うことに、疑問を持って反抗する幼児は少ないでしょう。仮に「あなたの言うことは少し論理的に不自然です」なんて6歳の子どもが言ってきたら喜びましょう!天才です!
それはさておき、ある時期、子どものにとって親の言動に納得がいかなくなってくる時期が訪れます。思春期です。そして、幼い頃はよぎりもしなかった抵抗が生まれ、それを行動や態度に現すようになります。そう、それが思春期に起こる反抗期です。
大人だって、自分の意見を否定されるとイヤな気持になります。ただ、イヤな気持ちになったとしても、たいていの人は感情をコントロールできますよね?
幼児は感情を隠すことなく表現しますが、大人の言動を疑いません。
思春期の子どもは、大人の言動を疑いつつも、感情を大人ほどには隠せません。
大人は他人の言動に動揺しつつも、自分の感情をコントロールできます。
つまり、こういうことです。
- 幼児:感情的だが、他人を信じている。
- 思春期の子ども:感情的で、不信がある(反抗期)。
- 大人:感情が湧いても、それを制御できる。
思春期には、他人の言動や態度に不満を抱いたり、納得がいかない場合、それを感情のままにぶつけます。このことを反抗期と言います。
ちなにみ、1歳から3、4歳頃のイヤイヤ期も、広い意味では反抗期に含むようです。
反抗期っていつですか?第一次反抗期と第二次反抗期
反抗期って、じつは何個もあるんですか?
はい、まず1歳から3、4歳頃のイヤイヤ期も広い意味では反抗期のひとつで、第一次反抗期と呼ばれます。
そして、親に歯向かうあの本格的な態度、それが第二次反抗期です。こちらは小学校の高学年頃からスタートします。なんと、数カ月で反抗期が終わってしまう子もいるようですが、多くは17歳~20歳くらいまでに落ちついていくようです。
- 第一次反抗期:1歳~4歳頃
- 第二次反抗期:小学年高学年頃~20歳頃
対人関係だけでなく、世の中にある不条理や理不尽さ、将来への不安やストレスなども原因になることが多く、この反抗期の子どもへの対処の仕方が、大人になってからの生き方に大きな影響を与えることがあるようです。
見たこともないわが子が現れて、動揺したりイライラを募らせることもあるでしょう。でも、このときに無理に押さえつけたり、暴力を振るったりは逆効果です。
たまたま穏やかなよその子と比べて批判することも避けた方が良いようです。
【小学生頃の反抗期】男の子・女の子で時期が微妙に違います?
男女に多少の差が出るようですが?
反抗期は男の子のほうが比較的早く10歳頃から。小学校の4年生とか5年生くらいからでしょうか。
女の子の反抗期はそれよりちょっとだけ遅く、11歳頃からとされています。11歳というと、小学校の高学年である5年生とか6年生になった頃でしょうか。
- 男の子:10歳頃
- 女の子:11歳頃
生活環境や本人の個性も大きく影響するので、どんな子でもこうだ!ということではありません。しかし、この時期くらいから幼い心と大人の価値観が同居する自分に戸惑いはじめ、特に女の子は、体格や体調の変化がみられる時期であり、とても過敏で大切な年齢だと言えます。
ちなみに、反抗期が全くなかった人が、大人になってから社会に適応するのに苦労する場合もあるようです。
出典:第二反抗期経験の有無と過剰適応が青年期後期の心理的自立と対人態度に与える影響
小学生の反抗期の特徴6選|予兆を知ってしっかり対処を!
反抗期にはわかりやすい特徴もあります。
いわゆる思春期と呼ばれる時期で、まるで生まれる前からインプットされていたかのように反抗期がはじまります。繰り返しになりますが、本人の周りの環境や過去に得た知識、性格や感じ方によってもズレはあります。
では、小学生前後に起こる反抗期の特徴です。
イライラしている
箸が転がっても笑っていた子が、ささいなことにでも急に怒りっぽくなったりします。
理屈ではない部分も多く、大人側の価値観の押しつけや、他人との比較は避けたいですね。
口ごたえをする
親の言うことには一切疑いを持っていなかった幼少期を考えると、一番ショックを受ける特徴のひとつが口ごたえかもしれません。
言葉づかいが乱暴になり、イチイチ口ごたえをしてくるようになります。また、論理を超えた部分で「うるさい!」などと言ったりもします。
この子のこの態度が、この子のすべてではないことは分かっているつもりでも、つい落ち込んでしまうことでしょう。
乱暴になる
イライラにつながっているのですが、モノを投げたり壊したり。また、下の子がいる場合は、その子に暴力を振るったりすることもあるでしょう。
当然、弱い側を守ってしまいますが、反抗期の子どもの人格までをも否定したり、暴力を振るったりは絶対にアウトであると心得ましょう。
のちのち、親として、一生後悔します。
勉強をしなくなる
これまで当たり前だと思ってきたことに疑問を持つ時期です。当然「勉強なんかして、なんになるんだ!?」という疑問を抱えても不思議はありません。
結果、勉強をする時間が減ったり、場合によってはまったくしなくなる子もいます。
学校や習い事での態度が悪いだけならまだしも、勉強自体に拒否反応をしめす子もいるようです。
話しを聞かない
無視です。ひどい子は100%無視してきます。これには大人はほとほと頭を抱えます。
親を無視する、意見や指示をまったく聞き入れてくれないです。
部屋に閉じこもる
究極のやつです。接点さえ持たせてくれない「自分の部屋に閉じこもる」子は手に負えません。
TVでよく見る光景で、夕食をそっと部屋の扉の前に置いておくだけの関り、本当にあるんです。
ーーー
以上のような特徴を軽い段階ででも発見したら、関わり方をよく考えましょう。
子どもの反抗期は、育ての親だけの問題ではなく、他の大人から受けた言動だったり、幼い恋心が影響する場合もあります。
それぞれに対処法が異なりますが、すべてにパーフェクトにこなせる神様のような人はいませんから、そこだけは忘れないようにしたいものです。
無申請・無許可で、勝手に反抗してはいけません?
反抗期届を提出してから反抗期に突入しましょう!
ティーエスさんは、「生涯仲良し家族を目指している」をモットーに、3人の子どもを育てるお父さんです。
そんなティーエスさんの奥さまは、反抗期を迎える13歳になる息子さんに、とある書面を突きつけました。
息子から反抗期届を提出されました。
今日からスタートです(´・ω・`) pic.twitter.com/SU4YAcVSAf— ティーエス🐸 (@tye_es1) April 10, 2022
「私は下記の期間 反抗的態度を多くとることを届け出ます」
という文言からはじまるその書類の名は、「反抗期届」。
記入欄には、以下の項目が並びます。
- 名前と年齢( 歳)
- 反抗的態度をとる期間(いつからいつまで)
- 朝起こす必要の有無
- 部屋の掃除の有無(頻度も)
- 家族行事への参加と不参加(相談も可能)
- 備考欄も(笑)
注意事項が欄末に2つあります。
- 大人の干渉が少なくなるにつき これまで以上に自己管理に努めること
- 期間短縮延長可
反抗期の子どもに対する親の心の準備は、「まじめ」そのもの。
なにが正解で、なにが間違っているのかを真剣に考えすぎるがゆえに、いつも眉間にシワが寄ってしまいがちです。
そんな中、ティーエスさんの奥さまは、この「反抗期届」という愛にあふれたアイデアで、息子さんの罪悪感と、親の関わり方両方に潤滑油を加えてしまいました。
反抗期届、公式のものとして、発売してほしいものです!?
小学生の反抗期の特徴 まとめ
第二次反抗期と呼ばれる、親がもっとも恐れる反抗期についてお伝えしました。
反抗期の特徴として、以下の6点を挙げてわかりやすい案内につとめました。
- イライラしている
- 口ごたえをする
- 乱暴になる
- 勉強をしなくなる
- 話しを聞かない
- 部屋に閉じこもる
反抗期は、子どもから大人に脱皮するという痛みを伴うつらい時期です。
大人からすれば通った道です。
自分だけはちゃんとできたと勘違いしがちですが、どうか思いだしてください。
あの甘酸っぱくも切なくてワクワクした数年間を。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。