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「数学の受験勉強をはじめたいけど、どの問題集を使ったらいい?」
今回は、そんな疑問にお答えします。
今回は、高校受験の数学の問題集や勉強法についてお話します。
受験勉強は、出題範囲が広く暗記だけでは対応できません。
過去問を使用した問題演習は、高校受験の数学の問題傾向や時間配分を把握することができ、高得点を取るためには欠かせません。
この記事では、高校受験の過去問が演習できる問題集を無料のものも含めてご紹介します。
また、高校受験数学のおすすめの勉強法についてもご紹介します。
この記事を読むと、どの問題集を使って過去問演習を進めていいかわからないというお悩みを解決できます。
ぜひ最後までご覧ください。
ネットで見つかる高校受験の数学無料問題
高校受験の数学の問題は、インターネット上で無料で公開されているものがあります。
ここでは代表的なものを2つご紹介します。
リセマム
リセマムは、受験や教育情報を提供しているサイトです。
都道府県別で公立高校入試の問題・解答を閲覧したり印刷ができます。
都道府県によって掲載されている年数は異なりますが、数年分の過去問を閲覧できるので、問題傾向を知りたい方にはおすすめです。
東進
東進ハイスクールのホームページに都道府県別で公立高校の問題と解答が掲載されており、閲覧・印刷ができます。
お住まいの都道府県によっては、掲載されていない場合があります。
また、解答のみの掲載の場合もありますので、ホームページにて確認をしてください。
無料問題を使うことをおすすめしない理由
無料で問題を閲覧・印刷できるサイトをご紹介しましたが、無料問題を使用して受験勉強を進めるのはおすすめしません。
無料問題をおすすめしない理由は以下の通りです。
詳しく解説していきます。
解説がないから復習が困難
無料問題を使用する大きなデメリットとして、解説がないことがあげられます。
答え合わせをしたときに、解説がないと「なぜ間違えたのか?」ということを知ることができません。
そのため、自分でインターネットで調べたり、誰かに聞いて復習する必要があります。
受験勉強では、数学だけでなく他の教科の勉強もする必要があり、効率よく学習を進めることが大切です。
無料問題は、問題集や参考書といった解説があるものと比べると復習に時間がかかってしまい、貴重な勉強時間を削ってしまうことになります。
印刷が面倒だから時間がもったいない
インターネット上の無料問題を使用する場合、自分で印刷をする必要があります。
印刷をせずに問題を解くこともできますが、問題を書き写したり、ページをスクロールする手間がかかります。
また、自宅に印刷機がない方は、わざわざ印刷機がある場所まで行かなければなりません。
また、複数枚印刷するとなると時間も手間もかかってしまいます。
印刷コストがかかるから「お得」といったわけではない
コンビニエンスストアなどで印刷をする場合、印刷コストがかかります。
多くのコンビニエンスストアでは、白黒印刷で1枚10円となっています。
東京都の高校受験数学の問題と解答を1年分印刷すると60円です。科目により印刷枚数は異なり、5教科すべて印刷しようとすると約600円程度かかります。
一方、東京都立高校の過去問題集は問題・解答・解説が7年分入って1,000円前後で購入できるものがあり、コスト的にみてもお得とは言えません。
問題を閲覧するために利用するのは便利ですが、問題演習をするなら問題集を1冊購入して進める方がよいでしょう。
高校受験の数学問題が学習できるおすすめ問題集
受験勉強をするにあたって、問題集を用意しておいた方がスムーズに勉強できます。
しかし、「どんな問題集を購入したらいいかわからない」という方も多いと思います。
高校受験数学の問題を学習できるおすすめの問題集は以下の通りです。
詳しく解説していきます。
全国高校入試問題正解
1冊目は、全国高校入試問題正解です。
47都道府県の公立高校と主な国立・私立・高等専門学校の入試問題・解答解説が掲載されている問題集です。
全国高校入試問題正解の特徴は以下の通りです。
- 問題量が豊富に用意されている
- 入試問題の出題傾向を把握できる
- 詳しい解説がある
入試問題の過去問なので、自力で解いてみて今の実力がどれくらいあるのか試すことに利用できます。詳しい解説がついているので、問題を解いた後は答え合わせをして、間違えた問題は復習しましょう。
問題量が豊富にあり、実戦形式の問題をたくさん解きたい受験生におすすめです。
全国高校入試問題正解 分野別過去問
2冊目は、全国高校入試問題正解 分野別過去問です。
公立高校の入試問題を分野別に掲載している問題集です。
全国高校入試問題正解 分野別過去問の特徴は以下の通りです。
- 自分の苦手な分野に絞って学習できる
- 同じ単元の類似問題を学習できる
- 入試問題の出題傾向を把握できる
分野別で問題が掲載されているため、自分の苦手な分野を集中して学習できます。
また、全国の入試問題から抜粋されているため、さまざまなパターンの問題に触れることができます。万一、入試の出題傾向が変わった場合でも対応できる力がつきます。
すでに学校で学習を終えている単元から進めていくとよいでしょう。
分野別に勉強を進めていきたい受験生や、問題演習量を増やしたい受験生におすすめです。
最難関高校の数学
3冊目は、最難関高校の数学です。
最難関高校とされている、灘・洛南・東大寺学園・西大和学園・久留米大学附設・ラサールの6校の過去問7年分が掲載されている問題集です。
最難関高校の数学の特徴は以下の通りです。
- 分野別で問題が掲載されている
- 詳しく丁寧な解説がついている
分野別で問題が掲載されているため、類似問題を解くことで見たことないが問題にも対応できる力がつきます。
ハイレベルな問題集のため、難関高校を目指す受験生におすすめです。
高校受験の数学の勉強法3選
高校受験の数学のおすすめの勉強法は以下の3つです。
それぞれの勉強法によってメリットが異なりますので、自分にあった勉強法を見つけ受験勉強を進めましょう。
方法①問題集・参考書を使って勉強する
1つ目は、問題集・参考書を使って勉強する方法です。
問題集・参考書を使って勉強をするメリットは以下の通りです。
- 費用を抑えられる
- 自分で勉強する時間や分野を決められる
- 自分で計画を立てて進める力が身につく
問題集は何冊も購入するのではなく、1冊を完璧に解けるようになるまで繰り返し練習するとよいでしょう。
解説を自分で読み進められる受験生や、家で勉強できる環境が整っている受験生におすすめの勉強法です。
方法②塾に通って勉強する
2つ目は、塾に通って勉強する方法です。
塾には、学校のように先生が前に立ち解説をする集団指導と、1:1や1:2のように先生が横にいる状態で教えてもらう個別指導があります。
塾に通って勉強をするメリットは以下の通りです。
- レベルの高い問題に挑戦できる
- 自分の苦手分野のみを教えてもらえる(個別指導)
- 自習室が利用できる
- 志望校が同じライバルと勉強ができる(集団指導)
塾では、自習室などの施設を利用でき、進路指導を受けることもできます。
自分で勉強を進めていくのが難しいと感じる受験生や、家ではテレビやゲームがあり集中できないという受験生におすすめの勉強法です。
方法③スタディサプリを使って勉強する
3つ目は、スタディサプリを使って勉強する方法です。
スタディサプリとは、一流講師の授業をスマホやPCで視聴できる学習教材です。
スタディサプリを使って勉強するメリットは以下の通りです。
- 動画をいつでも見たいときに視聴して学習が進められる
- 月額2,178円で一流講師の授業が受け放題
- 苦手部分のみを何度でも繰り返し視聴できる
スタディサプリなら、塾に通うよりもコストを抑えて学習できます。
自分のペースで学習を進めたい受験生や、塾にプラスアルファして周りと差をつけたい受験生におすすめの勉強法です。
高校受験の数学に関するよくある質問
最後に高校受験数学に関するよくある質問をまとめました。
高校受験の数学では何が出る?
高校受験の数学では、中学生で習った内容すべてが出題範囲です。
よく出題される単元は、以下の通りです。
- 計算
- 方程式
- 関数
- 図形
- 確率
計算はすべての土台となるため、公式を覚えミスなく解けるように練習しておく必要があります。
また、自分が苦手だと感じる単元は、「全国高校入試問題正解 分野別過去問」などの問題集を使用し、復習を進めましょう。
高校受験の数学はいつから勉強したら間に合う?
高校受験では、習った内容すべてが出題範囲となるため、中1から勉強を積み重ねる必要があります。中3の1学期までは、定期テストで高得点を取ることを目標に教科書や問題集を使用し、復習を進めるとよいでしょう。
中3の夏休み以降は、今まで学習した内容での苦手分野を中心に復習を進める必要があります。また、中3の冬休みや受験直前期では受験する高校の過去問を使用し、実戦形式の問題で練習します。
こちらの記事で時期別の勉強法についてまとめていますので、詳しくはこちらをご参考ください。
まとめ
今回は、高校受験の数学の問題や勉強法について解説してきました。
高校受験の数学の問題や勉強法のポイントをまとめると以下の通りです。
- 無料問題は解説がなく復習が困難である
- 勉強法は塾に通ったりアプリを利用するなどさまざまある
- 定期テストに向けて勉強することが受験勉強にもつながる
無料問題は閲覧するには便利ですが、問題演習をするには印刷コストや手間がかかってしまいます。
そのため、問題集を購入したりアプリや塾などを活用して勉強を進めることをおすすめします。
この情報が皆さまのお役に立てると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。