高校1年生がやっておくべき学習メニューを徹底解説|学力別平均勉強時間・科目別学習法・おすすめアプリとは?

「高校1年生は、何をどのくらい勉強したらいいんだろう?」

今回は、こんな疑問にお答えします。

今回は高校1年生の勉強法について解説します。

勉強法を知り、効率よく学習を進めることが、よい成績をとることにもつながります。

この記事を読むと、高校1年生が優先して勉強すべき科目や勉強の進め方が理解できます。

高校生は中学生よりも学習する科目が増え、学習内容も難しくなります。

そのため、学校での授業はもちろんですが、授業以外での勉強時間も大切になります。

高校1年生が通学時間・寝る前などのスキマ時間を活用できる勉強アプリを今回の記事ではご紹介します。

また、難関大学に進学した先輩の高校1年生時の平均勉強時間についてもお伝えします。

ぜひ最後までお読みください。

高校1年生の勉強時間

高校1年生がどのくらい勉強をしているのか気になる方もいると思います。

ここでは、高校1年生の平均勉強時間、さらに東京大学や難関大学に進学した先輩の高校1年生時の勉強時間について解説します。

高校1年生の平均勉強時間

学校以外での学習時間について、高校1・2年生を対象に行った調査があります。

調査の結果、高校1年生の段階では学習時間を確保していない先輩が多いということがわかりました。

勉強を「ほとんどしなかった」が29.9%と最も多い結果となっています。

そして「30分程度」が14.2%、「1時間程度」が19.4%と、1時間程度までで63.5%を占めています。

一方で、残りの36.5%は1時間半以上の勉強時間を確保しています。

つまり、周りが本格的に勉強をしていない高校1年生の間に勉強時間を確保することが、差を広げるチャンスといえます。

1日1時間半を目安に勉強時間の確保を目指しましょう。

出典:ベネッセ教育総合研究所 (benesse.jp)

東京大学に進学した高校1年生の平均勉強時間

東京大学は、日本で最難関の大学といわれています。

実際に進学した先輩の高校1年生時の平均勉強時間は、以下の通りです。

平均勉強時間
平日2.4時間
休日3.5時間

出典:スタディサプリ進路

先ほど、高校1年生の多くが勉強時間を確保できていないと説明をしました。

一方で、東京大学に進学した先輩は、高校1年生の時から平日・休日ともに勉強時間を確保していることがわかります。

国公立大学・MARCH・関関同立などの難関大学に進学した高校1年生の平均勉強時間

次に、国公立大学・MARCH・関関同立などの難関大学に進学した先輩の高校1年生時の平均勉強時間について説明します。

下の表は、合否別で難関大現役受験者の勉強時間(学校の授業以外)についてまとめたものです。

第一志望合格者第一志望不合格者
高1時の平均勉強時間(1日あたり)2時間5分1時間50分15分

出典:Toshin Times 

第一志望合格者と不合格者の間には、1日あたり約15分の差があります。

1日単位でみると大きな差ではありませんが、1年間では91時間15分という大きな差になります。

つまり、毎日少しずつの積み重ねが大切です。この1日15分の差を意識しながら勉強を積み重ねましょう。

高校1年生がやるべき勉強とは

次に、具体的に高校1年生がやるべき勉強内容について解説していきます。

高校1年生の勉強は英語と数学中心

まずは、英語と数学の勉強を進めましょう。特に将来文系を目指す人は英語、理系を目指す人は数学に力を入れるとよいでしょう。

なぜ英語と数学が大切なのでしょうか。

それは、英語と数学は学習量が多く、高校3年生から勉強をしても受験までに間に合わない可能性があるからです。

いま苦手意識を持っている方は、基礎から少しずつ学習を進め、「苦手をそのままにしない」ようにしましょう。また、余裕がある方はスタディサプリなどのアプリを活用し、応用問題にもチャレンジしてみましょう。

高校1年生がやっておくべき英語の勉強法

英語は文系・理系ともに大学受験に必要な科目です。

英単語・英文法・構文・長文読解と学ぶ内容も盛りだくさんのため、高校1年生からの積み重ねが大切です。

高校の英語の授業とは

高校の英語は、「コミュニケーション英語」「英語表現」の2つの授業があります。

コミュニケーション英語は、長文読解を中心とした授業です。

長文和訳をしたり、構文についての説明や音読などが行われます。

一方、英語表現は、英文法を中心とした授業です。

授業の流れは、英文法についての解説があり、その後問題演習を行います。

大学受験で合格を勝ち取るためには、英単語を覚え、英文法・長文読解の両方をマスターする必要があります。

高校1年生の間に文法をしっかり固めておこう!

大学受験では、英文法・長文読解の両方が大切だとお伝えしました。

ただし、基礎となる英単語や英文法が理解できていないと長文は読めるようになりません。

そのため、高校1年生の間は英文法を中心に基礎固めを進めましょう。

スタディサプリ英文法の学習を強化しよう!

英文法の学習は、スタディサプリがおすすめです。

スタディサプリの英文法は4つのレベルで構成されています。

そのため、自分のレベルに合った授業を受けることができます。

英文法を単に「暗記」するのではなく、「理解」することができるような授業内容となっています。

高校1年生がやっておくべき数学の勉強法

数学の勉強法について解説していきます。

数学は知識の積み重ねが重要な科目なので、高校1年生から基礎を固めておく必要があります。

高校の数学の授業とは

高校の数学では、「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学Ⅲ」「数学A」「数学B」「数学C」の6科目があり、文理選択によって学ぶ範囲が変わります。

中学の数学と比べると、公式の量が増え、丸暗記では対応できなくなります。

また、概念を理解した上で推論を進めていく問題が増えます。

高校の数学では、授業で公式や考え方をインプットし、教科書やワークの練習問題でアウトプットをする必要があります。

学校の授業をしっかり理解することが大事。

高校1年生の間は、学校の授業を理解し定期テストで高得点をとれるように復習を行いましょう。具体的には、学校の教科書を見直したり、ワークを解いて間違えた問題の解きなおしを行います。

定期テストに向けて勉強をすることが、大学受験対策にもつながります。

スタディサプリならトップ講師の授業だからわかりやすい!

数学は解き方を理解しないと先に進むことができません。

そこで、解き方をわかりやすく解説しているのがスタディサプリです。

一流講師が1回約15分の授業でポイントを解説します。

学校の授業でつまずいた箇所があれば、スタディサプリを見て解決しましょう。

国語・理科・社会・情報は定期テストに向けてしっかり対策

英語・数学以外の科目については、学校で行われている定期テストに向けて勉強をしましょう。定期テストに向けてワークなどで復習を行うと、記憶が定着し忘れにくくなります。

文理選択は慎重に

文理選択は、高校1年生の2学期ごろに調査が行われ、2年生から文系・理系にわかれての授業が開始します。

この文理選択によって、将来の職業や大学の学部などが、ある程度限られてきます。

そのため、慎重に選ぶ必要があります。

文理選択の決め方はさまざまありますが、例をあげると以下の通りです。

  • 将来なりたい職業で決める
  • 勉強したい分野で決める
  • 得意科目から選択する

将来なりたい職業が決まっている方は、その職業に就くためには何を学ぶ必要があるか逆算して選択するとよいでしょう。まだ将来のことはわからないという方は、自分の興味・関心のあることや、得意な科目から選択しましょう。

スタディサプリなら定期テスト対策も万全

提出物を終えて何を勉強すればいいかわからないという方は、スタディサプリを利用し定期テスト対策を行いましょう。

スタディサプリは単元別で動画がアップされています。

そのため、自分の苦手分野のみをピックアップし視聴できます。

高校1年生におすすめの勉強アプリ

通学時間はアプリを使用して勉強するという方も多いのではないでしょうか。

勉強アプリには、さまざまな種類があります。

その中でもおすすめの勉強アプリについて解説します。

スタディサプリ

スタディサプリは、1回約15分の授業で定期テスト対策や受験勉強ができるWEB上での学習サービスです。

プロ講師による「神授業」を月額2,178円で何度でも繰り返し視聴ができます。

そのため、中学生の学習内容の復習として利用したり、学校では扱わない問題を高校1年生から挑戦できます。

スタディサプリは、勉強で以下の悩みがある方におすすめのアプリです。

  • 通学や寝る前のスキマ時間を活用したい
  • 塾や予備校よりも手軽に学習ができるコンテンツを求めている
  • 苦手単元を集中して取り組みたい

Studyplus(スタディプラス)

Studyplus(スタディプラス)とは、勉強内容や時間を記録し、その内容を他のユーザーと共有できるアプリです。

1日・1週間・1か月単位で勉強した内容や科目、時間を可視化できます。

そのため、振り返りや次の目標が立てやすいのが特徴です。

Studyplusは、勉強で以下の悩みがある方におすすめのアプリです。

  • 勉強計画を立てるのが苦手
  • 同じ目標を持った人と切磋琢磨して勉強を進めたい

ターゲットの友 英単語アプリ

ターゲットの友 英単語アプリは、単語帳の「ターゲット」の学習をサポートするためのアプリです。

単語帳「ターゲット」は、試験に出やすい順番に単語が並べられています。

また、一語一義でよく問われる意味のみが掲載されているのが特徴です。

アプリでは、単語帳での学習を終えた後に、理解度を図る確認テストとして利用するのがおすすめです。スキマ時間にゲーム感覚として解くこともできます。

ターゲットの友 英単語アプリは、勉強で以下の悩みがある方におすすめのアプリです。

  • 英単語を覚えるのが苦手
  • 声に出しながら単語学習がしたい
  • 一通り学習を終えて、覚えているか確認テストがしたい

高校1年生の勉強に関するよくある質問

最後に高校1年生の勉強に関してよくある質問をまとめました。

高校1年生の理想の勉強時間は?

理想の勉強時間は目標によって異なります。

難関大学を目指す方は1日2時間30分以上、東京大学など最難関の大学を目指す方は1日約3時間を目安に勉強を進めましょう。

そうすることで、同じ目標を持つライバルに差をつけることができます。

長時間勉強することに慣れていない方は、まずは1日10分でもいいので毎日継続することを心がけるとよいでしょう。

高校1年生は何を勉強するべき?

大学受験を見据えて勉強をするのであれば、英語・数学を中心に学習するとよいでしょう。他の教科と比べると学習量が多く、勉強をしている方とそうでない方の差が開きやすい科目となっています。

まとめ

今回は、高校1年生の勉強時間や学習内容について解説してきました。

高校1年生の勉強について、覚えていただきたい点は以下の通りです。

  • 1日15分の差を意識して勉強をする
  • 英語・数学を中心に復習をすすめる
  • スタディサプリなどのアプリを利用しスキマ時間を活用する

この記事が、皆さまのお役に立てると幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。