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「高校受験の勉強は、いつから始めるのがよいのでしょうか?」
今回の記事では、このような高校受験の勉強をいつから始めればよいかという疑問にお答えします。
- 高校受験の勉強はいつから始めればいい?
- 時期別の受験勉強のやり方
- 「高校受験のための勉強って何から始めればいい?」を5ステップで解説
どの時期に受験勉強をスタートするべきなのか、時期別にどういったことに取り組めばいいのかアドバイスします。
ぜひ最後までごらんください。
高校受験の勉強はいつから始めればいい?
中学3年生になると実力テストも始まり、受験生であることを意識する場面も増えてきます。
受験勉強は、やみくもに取り組めばいいものではありません。
どれくらいの期間が必要で、なにに取り組めばいいのかがわかっていないと、身につかないからです。
まず必要なのは、あなたがどの高校に行きたいか、あなたのご両親が高校受験に対してどのような思いを持たれているのかを知りましょう。
ここからは入試日程と時期別の受験勉強のやり方、何から始めればいいのかを解説していきます。
ひとつずつ着実にこなしていきましょう。
高校受験の入試日程とは
ますはじめに、高校受験の入試日程についておよその目安をご紹介します。
入試の日程を理解して、逆算しながら学習を進めることが重要です。
「間に合わなかった」とならないためにも、受験の日程は把握しておきましょう。
公立高校
公立高校の入試は、1月下旬から3月中旬ごろに行われます。
推薦入試は1月下旬~2月中旬ごろ、そして一般入試は2月中旬~3月中旬ごろです。
私立高校
私立高校の入試は1月上旬から2月中旬ごろとなり、公立高校の入試よりも早めの日程となります。
推薦入試は1月中旬~下旬ごろ、一般入試は2月上旬~中旬ごろです。
私立高校の入試では、専願と併願の受験方法があります。
専願での受験では合格したら必ず入学することになり、併願での受験では他の高校(多くは公立高校)も受験することを意味します。
受験情報の調べ方
受験情報を知るためには、公立高校は教育委員会のホームページを、私立高校はその高校のホームページを確認しましょう。
受験日程だけではなく、入試内容についても確認しておくとよいですね。
小論文や面接がある場合はその対策も必要になってきますので、先生に相談しましょう。
【時期別】受験勉強の進め方
受験勉強は、早ければ早いほど有利になるといわれています。
しかし、中学校生活の3年間は部活や学校行事で忙しいのも事実です。
高校受験のために抑えておくべきポイントが2つあります。
高校受験のために抑えておくべきポイント
- 定期テストでよい成績を残す
- 部活動をやり遂げる
この2つを押さえておけば内申点アップは狙えますし、受験勉強のスタートを切ることができるでしょう。
それでは、中学2年生までと、中学3年生になってからの受験勉強のやり方についてお伝えします。
中学2年生まで
中学2年生までは、いかに勉強と部活を両立できるかがポイントとなります。
定期テスト中心の勉強を行い、確実に点数を取りに行きましょう。
なぜなら、定期テストの出題内容が受験勉強の基礎となるからです。
スケジュールを立てて定期テスト対策を行う、それを繰り返すことが本格的な受験勉強を始める中学3年生のあなたを支えます。
もちろん基礎となる中学1・2年生の成績も内申点に組み込まれますし、学校生活や授業態度についても意識しておくとよいでしょう。
中学3年生1学期
意外と時間が取れないのが、中学3年生の1学期。
部活動の追い込みや、修学旅行といった学校行事が集中するからです。
授業では授業内容をその場で覚えるくらい集中する必要がありますし、身につけるためには復習をする必要があります。
そして中学3年生の成績も内申点となるので、1学期の定期テストではしっかり点数が取れるようにしましょう。
中学3年生夏休み
部活動を引退した中学3年生の夏休みからは、本格的な受験勉強をスタートする時期になります。
まずは規則正しい生活を送りながら勉強する習慣を身につけ、夏休みの課題と一緒に中学1・2年生の復習に集中して取り組みましょう。
得意分野を伸ばすことも大切ですが、苦手教科に取り組むことも必要になります。
避けがちな苦手教科、実は成績を伸ばすための得点源となるのを知っていましたか?
夏休みから受験勉強に取り組むと苦手を克服できる可能性もあがるので、ぜひ対策を立てましょう。
また、中学生向けの高校見学が開催されるのも夏休みです。
実際に高校へ行って雰囲気を体感できる貴重な機会ですから、スケジュールを調整して参加しましょう。
中学3年生2学期
いよいよ志望校を決める時期になります。
夏休みから継続している中学1・2年生の復習を終えましょう。
中学3年生の残りの勉強内容について先取りができればよいですが、難しい場合は授業に集中してその場で覚えるように取り組みます。
2学期の定期テストの成績も内申点に影響しますから、テスト対策は万全にしましょう。
また、模擬試験を受けて受験の雰囲気を体感することも勉強になります。
定期テストとはまた違う緊張感に慣れておくことも大切です。
模擬試験の結果は2週間ほどで届くので、復習もしっかり行いましょう。
中学3年生冬休みから入試本番まで
いよいよ志望校が決まり、過去問に取り組む時期となります。
過去問は、こなすほど志望校の入試傾向をつかむことができ、入試対策もしやすくなるのです。
1年分を解くごとに、しっかり復習をしましょう。
また、本番のように時間を計って取り組むこともポイントです。
本番と同じ時間内にどれだけの問題数が解けて、何点取ることができるかを把握するのです。
最低でも、過去5年分は繰り返し取り組みましょう。
一番大切なことは、体調管理を万全にして入試に挑み、実力を発揮することです。
入試前日は意識して早めに休みましょう。
「高校受験のための勉強って何から始めればいい?」を5ステップで解説
受験勉強って何から始めるべきかわからない。
そんな受験生に向けて、受験勉強でやるべきことを5ステップで紹介します。
ステップ①基礎知識の習得
5教科の基礎知識をつけて、応用問題が解けるように土台を固めることが大切になります。
夏休みから2学期中盤までに、中学で学んだことを復習していきましょう。
スタディサプリなどの学習ツールを使用するのもひとつの方法です。
スタディサプリは一流講師の授業がスマホ・タブレット・PCなどで見られるサービスのこと。
月額2,178円で全学年全教科の内容が見放題になるため高校受験の基礎固めにとてもおすすめです。
ステップ②実践的な問題演習
夏休みから復習してきたことを定着させるため、演習問題や復習を行います。
このときに大切なのは、問題集を何冊も買わないこと。
学んだ内容が理解でき、間違ったところを復習して解けるようになることが大切なのです。
解くことだけを行っていると、知識が定着したか確かめることができません。
あなたのレベルに合った問題集を、繰り返し解いて復習しましょう。
どの問題集を解けばいいのかわからない、というあなたには添削教材をおすすめします。
進研ゼミやスマイルゼミは、タブレットを使用しながら添削を受けることもできる通信教材です。
添削内容がくわしく書かれて返却されるため、復習もしっかり行えます。
あなた自身の知識が深まっていることを実感できますし、先生からの反応も返ってくるため自信につながるのです。
進研ゼミ中学講座については、下記の記事でくわしく解説しています。
進研ゼミ中学講座の学習スタイル・コース・お得な利用方法・口コミを徹底解説ステップ③過去問の演習
冬休み前からは、過去5年分の過去問に取り組みましょう。
過去問を解くことで実際の受験形式になれるだけではなく、自身の理解度や課題を把握できるのです。
出題傾向がわかるだけではなく、解けない問題があれば合格のために必要な勉強法がわかってきます。
復習をしたら次の年度に取り組み、それを繰り返していくのです。
得意な問題も同時にわかるため、ケアレスミスに注意した勉強法がわかります。
また、過去問を解くときには本番と同じように時間を計ってみましょう。
制限を設けることで、問題を解く時間、見直しの時間、と時間配分する練習にもなります。
ステップ④模試の受験
模試を受ける目的は、2つあります。
高校受験生が模試を受ける目的
- 現時点での実力を客観的に知るため
- 苦手分野を把握するため
模試の結果には、受験勉強でどれだけ努力を重ねてきたかが反映されます。
実際の入試と同じように受けるため、試験時間を体感できて時間配分の練習にもなり、入試の緊張感も体感できるので大きな経験です。
モチベーションアップにつながるので、可能であれば定期的に受験するようにしましょう。
ステップ⑤総仕上げ
模擬試験や過去問の結果を分析し、自身の弱点や不足している部分を特定し、それらに集中的に取り組みます。
この時期は、新しいことは何もしません。
何度も解いた過去問や、受験した模擬試験を繰り返し解くことで自信につなげます。
ここまで積み重ねてきたのですから、迷わず取り組んでいきましょう。
まとめ
高校受験の勉強はいつから始めればいいか、についてお話ししました。
何から始めていけばいいかわかりにくい高校受験の勉強も、この記事を参考にきちんと取り組んでいけば難しいことはありません。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。