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Mr.michizane
ダ~ルマさんが、こ~ろ・・・ばない!
抜群の安定感で合格を引きよせる最高の縁起物!
ダルマで有名な寺社に実際に訪れて、入念に情報を集めました。この記事を読めば、ダルマについての歴史や、我が国におけるダルマの立ち位置などがよく理解できると思います。
では、具体的に解説していきます。
【受験生必携のおまもり】本気で合格を目指すならダルマさん!
ダルマを飾っているということは、何かを頑張っているんだな、とわかります。
ダルマは、われわれ日本人にとって、そんな身近な存在です。
もともと禅宗の達磨大師(だるまたいし)という偉人がモデルです。
達磨大師さんという人は、長く座禅を組みことで、悟りを開き、禅宗の宗派によっては、「祖師」と評されることもあるほど。
群馬県高崎市にある少林山達磨寺の恒例行事をルーツに持つ『高崎だるま』が全国的に有名で、全国に流通する約80%が、この高崎だるまだと言われています。
左目に叶ってほしい願いごとを思い描きながら黒目を書きます。
そして、叶ったら右目に黒目を書きます。
この願掛けの代表的な使い方が、もちろん合格祈願、そして選挙当選祈願です。
どれだけの人々が、この儀式を心を込めて行ったか。
ただの儀式ではとどまらず、ご利益が期待できる、そんな気がします。
ダルマグッズが手に入る神社仏閣3選!ダルマ発祥のあのお寺も!
ダルマグッズで有名な寺社をご紹介していきます。
さっそくいきましょう!
まず、縁起ダルマ発祥の地といわれる、群馬県高崎市にある達磨寺でしょう。
達磨寺
この達磨寺の9代目の住職である東嶽和尚(とうがくおしょう)が、地元民の困窮を救うため、縁起物としてダルマを考案しました。
その製作法を豊岡村の山縣友五郎という男に伝え、次のお正月の七草大祭の縁日で売り始めたそうです。
現在までにまでつづく高崎だるまを思えば、友五郎の商売は大成功に終わったようですね。
ちなみに、心越禅師(しんえつぜんじ)という高僧の描いた「一筆達磨坐禅像」という貼り札がもとになっているようです。
〒370-0868 群馬県高崎市鼻高町296
TEL:027-322-8800
URL:http://www.daruma.or.jp/
次は、神奈川県川崎市にある平間寺(へいけんじ)、通称のほうが有名ですね。
そうです、川崎大師です。
川崎大師
厄除・開運ダルマが有名なお土産で、いたるところにダルマの専門店があります。
男性は左目に、女性は右目に目を入れながら祈願・願掛けおこなうという点が特徴的で、成就したときは、それぞれに残った片側に目を入れます。
〒210-0816 神奈川県川崎市川崎区大師町4−48
TEL:04-4266-3420
URL:https://www.kawasakidaishi.com/
最後は、大阪府箕面市にある勝尾寺です。
勝尾寺
ガンバ大阪のメンバーが、必勝祈願毎年訪れることでも有名なお寺です。
こちらのおみくじはダルマですし、人気のお土産である「勝ちグミ」という商品名のUHA味覚糖とのコラボ商品にもダルマの絵が描かれています。
〒562-0021 大阪府箕面市粟生間谷2914−1
TEL:072-721-7010
URL:http://www.katsuo-ji-temple.or.jp/
勝尾寺について、詳しくはこちら
⇒勝尾寺と勝ちグミ
ということで、小まとめです。
- 達磨寺:群馬県高崎市
- 川崎大師:神奈川県川崎市
- 勝尾寺:大阪府箕面市
合格祈願で叶ったときのダルマの処分はどうする?感謝を伝える最善法
受験中、ずっとそばで応援してくれたダルマです。
祈願が成就しても、そうでなくても、しっかりと感謝の気持ちで処分するのがようでしょう。
手元に来てから、1年以内を目安に、これからご紹介する方法を参考にしてみてください。
寺社に持ち込んで、受付の人に相談してみましょう。多くはお焚き上げ供養に対応してくれるものと思われますが、寺社の方針に従ってください。ダルマももっとも喜びそうな処分方法ですね。
1月15日頃に行われるどんど焼きと呼ばれる行事では、青竹や藁(わら)で作ったやぐらに火を放ち、いろいろなものを供養します。
地域によって呼び名がことなり、左義長といったり、とんど焼といったりします。
このどんど焼きが近所で行われていれば、供養するダルマを持ち込んで、焼いてもらいましょう。
全国いたるところで、だるま市が行われています。
そのだるま市に持ち込んで、供養をお願いしてみましょう。ダルマを大切にしている人たちが運営しているはずなので、無下に断られることは稀でしょうが、そこそこの方針に必ず従いましょう。
家庭ゴミとして、各地域のルールに従って処分しましょう。供養という意味では少し申し訳ない方法なので、できれば感謝を伝えながら塩をふって指定のゴミ袋に入れましょう。
その他、確実に有料になる方法ですが、不用品回収業者に依頼したり、専門のお焚き上げ供養業者に依頼する方法もあります。
いずれにしても、1年間、ありがとう の気持をこめて、誠実に処分したいものです。
ダルマを手作りして合格祈願のお守りに。【作り方解説】
本格的な木彫りタイプなどではなく、親子で作れるような簡単な方法です。
- はさみ
- でん粉のり
- セロハンテープ
- マジック
- 新聞紙・・・数枚
- 花紙(赤)・・・数枚
では、さっそく作ってみましょう!
- まず、新聞紙をクシャクシャに握っていって、丸くダルマのカタチに作っていきます。
- 大きさが足りなければ新聞紙を足し、セロハンテープで角を留めていきます。
- つぎに、花紙をその表面に乗せ、水で溶いた花紙を乗せてのりを塗っていきます。
- のりが乾いたら、ダルマの顔を手書きし、切り貼りして完成です。
顔の部分は、目や眉毛、表情シワなどをマジックで書いて、個別にカットするのがオススメです。
超絶シンプルな作り方なので、各自工夫してみてください。
ダルマを手に入れたい!全国的に有名なだるま市をご紹介
200年以上の歴史をほこるダルマ文化を今に伝えるだるま市!
商売繁盛や開運を祈願して、盛大に行われます。ダルマを販売する露店商が立ち並び、たくさんの人出でにぎわいます。
日本全国でだるま市が行われています。
それでは、有名なだるま市を厳選してご紹介していきます。
- 少林山七草大祭
ダルマを生んだ達磨寺によるだるま市です。 - 厄除元三大師大祭
深大寺によるだるま市で、東京最大かつ三大だるま市のひとつです。 - 川崎大師だるま市
有名なだるま市で、毎年1月3日に行われるとても盛大なお祭りです。 - 前橋市だるま市
1月9日の恒例行事で、初市まつりと呼ばれます。数百件の露店商が立ち並び、賑わいもひと際です。 - 三原神明市(ダルマ市)
三原市では、「ヤッサ祭」とともに地域を代表する祭りとされ、江戸時代からつづく毎年2月の第2日曜日を含む3日間の長丁場で開催される歴史ある祭りです。
ところで、ダルマには実は色々な種類があります。種類名と地域を簡単にご紹介。
- 松川だるま(宮城県仙台市)
- 高崎だるま(群馬県高崎市)
- 福島だるま(福島県福島市)
- 白河だるま(福島県白河市)
- 越谷だるま(埼玉県越谷市)
- 多摩だるま(東京)
- 鈴川だるま(静岡県富士市)
- 姫だるま(愛媛県)
- 五色願かけだるま(静岡県伊豆市)
- 豊の姫だるま(大分県大分市)
- 三原だるま(広島県三原市)
さすが、日本を代表する縁起物ですね!
受験生必携のおまもり まとめ
ダルマさんは、私たちの日常に完全に溶け込んでいます。
「雪だるま」「火だるま」という言葉を見てもわかるように、自然と口から飛び出します。
昨今はわかりませんが、ほんの数十年前なら、一般家庭に1個はダルマが置いてあったのではないでしょうか?
そんな身近なダルマさん。
たくさんの人の思いが積もって、誕生したころよりもご利益パワーがアップしているかも、知れませんね!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。