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- 参拝作法が知りたい!
- 手水舎での作法は?
- お参りのときは何回拍手?
Mr.michizane
学問の神様に、正しい作法で参拝しましょう。
合格祈願で天満宮を訪れたなら、神様に正しく祈願をしましょう。
神社では定められた参拝作法があります。北野天満宮が定めた作法なども紹介しながら、合格祈願の仕方をお伝えします。
究極の礼儀作法はコチラ
ではどうぞ。
合格祈願は正しい礼儀作法で!受験生必見の合計7つの参拝マナーは?
神様は誰も差別せず、万人に等しく恩恵を与えるはず。
神様はとても心の広い方なので、確かに平等にご利益をくれると思います。
とはいえ、こちらの心構えとしては、正しい礼儀作法で神様に向かい合いたいもの。
(株)合格スタッフが全国の天満宮参拝時に身につけた参拝作法を、できるだけビジュアル的にわかりやすくお伝えします。
参拝までの礼儀作法3つ
鳥居をくぐり、手水舎で手を清める。
参拝までの礼儀作法1:鳥居をくぐる
鳥居をくぐる前には、立ち止まって一礼します。
鳥居は神様の家の玄関です。
誰かの家に招かれて玄関をくぐるときは、「お邪魔します」と言って一礼することでしょう。
鳥居をくぐるときも同じように、手前で一礼します。
参拝までの礼儀作法2:参道は端を歩く
鳥居をくぐり、参道を歩いて神前に向かいます。このとき、参道の真ん中を歩くのではなく、両端を歩くようにするのが礼儀作法です。
参道の真ん中は正中(せいちゅう)と呼ばれ、神様が歩く場所。この正中をまたぐときも軽くお辞儀をするなどして、礼を尽くしましょう。
参拝までの礼儀作法3:手水舎で手を清める
北野天満宮の手水舎(ちょうずや)に貼られている礼儀作法の説明です。
出典:北野天満宮(京都)
- 右手で柄杓に水を汲み左手にかけて清めます。
- 次に柄杓を左手に持ち替えて右手に水をかけて清めます。
- 柄杓を右手で持ち、左手に水を受け、口を清めます。柄杓に直接口をつけません。
- 水を左手にかけて清めます。柄杓を立てて、柄に水を流し元に位置に伏せておきます。
神前で気をつけたい!参拝の礼儀作法4つ
謙虚な気持ちで合格を祈願します。
参拝の礼儀作法1:賽銭をして鈴を鳴らす
賽銭箱にお賽銭を静かに入れます。その後、鈴諸を持って鈴を鳴らします。
鈴諸は鈴を鳴らすときの綱ですが、参拝するときに唯一ふれることができるもの。謙虚な気持ちで両手でしっかりと握りたいものです。
なお、神社の知名度や、お賽銭の額でご利益は変わらないそうです。
これは太宰府天満宮の神職の方に直接伺ったことです。
参考
【どっちが偉い?太宰府天満宮VS北野天満宮】菅原道真の命日に考える学問のするめ
※参拝客が多いときは、鈴を鳴らすことにこだわりすぎないようにしましょう。
参拝の礼儀作法2:2礼(2回お辞儀をする)
神さまへの感謝と敬意をしっかりと表現するつもりで、2回お辞儀をします。
最敬礼のつもりで、90度に腰を曲げて2回お辞儀をしましょう。
参拝の礼儀作法3:2拍手(2回拍手する)
お辞儀をしたあと、2回拍手します。拍手には、敬意を払う、邪気を祓う、和合するなどの意味があります。
- 敬意を払う
- 邪気を払う
- 和合する
手を打つとき、合わせた右手を少し引き、両手を正対させないでずれして打ちます。
神様にお願いする立場、1歩下がった位置を忘れずにいるために少しずらして打ちます。
2拍したら、合格祈願をします。
このとき、自分の住所と名前を必ず伝えるようにしましょう。志望校を伝えることも忘れずに。
神様は毎年何百万人もの人からお願いをされている忙しい方です。少しでもご負担を減らしましょう。
参拝の礼儀作法4:1礼
最後に、もう一度90度の最敬礼をして、参拝を終えます。
ここでクルリと神様に背を向けるのではなく、後ずさりするように神前を離れます。
※背後の人に気をつけて。
ひとことで言えば:二礼二拍手一礼
以上の礼儀作法をこう言います。
二礼二拍手一礼
これ、拍手が先だったか、お辞儀が先だったか、なれるまで結構悩みます(-_-;)
(株)合格スタッフ、伝統的に以下のように覚えます。
ペコペコパンパン(ペコ)
二礼の部分がペコペコ。
二拍手の部分がパンパン。
最後の一礼を間違えたり忘れたりする人は少ないので、「(ペコ)」となってます。
これ、(株)合格では究極の礼儀作法と呼んでます(笑)
けっこう使えるので、ぜひ流行らせてくださいっ!
島根の出雲大社や大分の宇佐神宮では、二礼四拍一礼する場合もあり、神社や宗派によって多少違いがあるようですが、菅原道真公をまつる天満宮においては、二礼二拍一礼は共通しています。
合格祈願は正しい礼儀作法で まとめ
神社に参る本当の目的は?
受験生には屁理屈のように聞こえることでしょう。
が、あえてお伝えします。
神社を参拝する本来の目的は、「感謝を伝えること」です。
勉強に専念している時間、たくさんの人が受験生を支えてくれています。
それは金銭的なことかもしれませんし、やさしい言葉や温かい差し入れだったかもしれません。
受験生が受験勉強に集中できている「いま」、安心して学べる「ここ」に感謝しましょう。
屁理屈に聞こえるでしょうが、神様は、そんな謙虚な人にこそ、奇跡をプレゼントしてくれるような気がします。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。