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- 国民的努力家に見習いたい!
- 偉人の業績達成の理由は?
- 結果はテクニックではない?
Mr.michizane
校庭に立つ、仕事をしながら学ぶあの人は・・・
そう、二宮金次郎からご利益をもらいましょう!
薪を背負い運びながら、勉強をする姿が有名な二宮金次郎。
偉人として、神様として尊敬され続ける二宮金次郎から、学業成就のご利益をもらいたいですよね。
二宮金次郎がなぜ偉人としてあがめられるのか。なぜ二宮金次郎像が全国の小学校に立っているのか。
二宮金次郎の生い立ち、成しとげたことなど、その生きざまを学問の神様にくわしい(株)合格スタッフが徹底調査しました。
では、ご覧ください。
二宮金次郎はそもそも何をした人か!?成しとげたこと3つ
なにかを成しとげるための、大切な心構えがあった!
二宮金次郎、または諱(いみな)と呼ばれる中国風の名乗り方として、二宮尊徳(そんとく、またはたかのり)としても知られています。
子どものころから、家庭的な理由や自然災害などで経済的な苦労を何度も繰り返したものの、そのたびにめげることなく立ち直り、状況を立て直したことで知られています。
成しとげたこと1:家老の危機を救った
同じ小田原藩の家老であった服部家の再考を見事に成し遂げたことで、名前を知られるようになり、それ以降の快進撃がはじまります。
成しとげたこと2:大飢饉から人々を救う
天保の大飢饉が起こったときに、様々な施策をおこなうことで、領内の領民を救いました。
成しとげたこと3:報徳思想の普及した
至誠・勤労・分度・推譲の4つを人々に勧めました。
- 至誠とは、”仁”や”徳”と呼ばれる状態にこころを保ち、誠を尽くすこと。
- 勤労とは、単にたくさん働く、という意味ではなく、世間や人様からうけた徳に報いるためにこそ働くということ。
- 分度とは、得た収入の範囲内で支出をコントロールすること。
- 推譲とは、努力して集めたものを無駄遣いしないとか、他人のために使うこと。
二宮金次郎は、こうした偉業を成し遂げることで、人々の暮らしを楽にしました。
ところで、二宮金次郎は、受験生にとても有益な名言をいくつも残しています。
次で詳しく解説します。
二宮金次郎の名言がスゴイ!受験生のやる気を支える名言3つ!
二宮金次郎は、たくさんの名言や格言を世に残しています。
特別印象的な3つの名言をご紹介していきます。
名言1:積小為大(せきしょういだい)
小さな努力の積み重ねが、いつかきっと大きな結果となって現れるという考え方です。
二宮金次郎は、毎日毎晩、勉強を欠かすことがなかったといいます。
家庭の事情で経済的に困窮しているときも、読書のために灯りをとるための油代を懸命に稼ぎました。
読書しながら薪を運ぶ姿はそのときのものかも知れません。
この事実を、否定できる人は誰もいないですよね。
世界最大の企業であるアップルを作ったスティーブ・ジョブズであれ、世界一のお金持ちになった巨大企業Amazonの創業者のジェフ・ベゾスでも、です。
名言2:心田を耕す
田畑を耕すように、自分の心を耕しておけば、いつか芽が出て実がなることでしょう。
二宮金次郎は、心の上手な使い方として、例えば五常講を説きました。
仁義礼智信の徳に従って、金銭のやりとりを勧めたのです。
受験生であるならば、勉強に専念できる環境を作ってくれる保護者に感謝の気持ちを持つ、などのことです。
名言3:たらいの水
たらいの中に水をいっぱいにため、自分の方に水を引き寄せようとしても、胸元まで引き寄せた水はたらいの側面をすり抜けて、再びたらいの奥に戻ってしまいます。
逆に、「どうぞどうぞ」と相手に押し渡すと、側面をめぐって自分の元に水が寄せてきます。
譲ることは、最初は怖いのですが、出したものだけが還ってくる魔法を体験すれば、譲ることが楽しくてたまらなくなる・・・
かも知れません。二宮金次郎のように。
そんな二宮金次郎を神様としてまつっている神社があります。
二宮金次郎をまつる報徳二宮神社で学業成就の祈願をしましょう!
神奈川県に、二宮金次郎をまつる神社があるんです。
祭神を二宮金次郎とする神社で、二宮金次郎が至誠を尽くした小田原藩のあった小田原市にあります。
小田原市内にあるどころか、小田原城の敷地内にあります。
二宮金次郎は、生きている間中、その勤勉と倹約を姿勢を世の中に示しつづけてきました。
合格祈願や学業成就の祈願のために訪れる受験生が後をたたない理由も、二宮金次郎の生き様を知れば納得できますよね!
報徳二宮神社
〒250-0014 神奈川県小田原市城内8−10
TEL:0465-22-2250
URL:https://www.ninomiya.or.jp/
- 1月1日 歳旦祭
- 1月1日~7日 新春有名人慈善絵馬展
- 1月2日 筆まつり
- 2月11日 建国祭
- 4月15日 例祭
- 6月30日 夏越の大祓
- 9月第3日曜日 神徳景迎祭
- 12月31日 師走の大祓
- 12月31日 除夜祭
- 12月31日 古札焼納祭
学問の神様いえば、菅原道真!
そんなかたくなな方にはこちらがおすすめ。
二宮金次郎 まとめ
二宮金次郎は、本を読みながら薪を運びました。
勉強をしながら、働いていたのです。
その姿から、勤勉や倹約を学ぶのです。
どこかの個性的な団体が、二宮金次郎像が「歩きスマホを助長する」と主張しているそうです。
もし仮に、「歩きスマホ、いいじゃないか!二宮金次郎だってやってるじゃん!」そんな人がいたとしても、もっと別なことで二宮金次郎像から悪影響を受けるその人にアドバイスをあげるべきです。
物事の本質をとらえる能力が欠如している・・・または、ひねくれ者にもほどがあるからです。
良い点を見つけ、そこから学べることを自分の糧にしたい、そう思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。