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- 勉強の不安が大きいとき、どうしたらいいの?
- 焦りを解消してモチベを上げる方法はあるの?
- どうしても勉強に身が入らない場合は?
Mr.michizane
受験勉強をしていると、必ず不安や焦りは生まれます。受験勉強は長期戦です。最初から最後まで自信をキープできる受験生は少ないのではないでしょうか。
「不安が大きすぎて勉強に向かえない」
「焦りばかりで、勉強しているうちに泣けてきちゃう」
「友達はみんな頑張っているから焦ってしまう」
など、どの受験生も大なり小なり不安を抱えていると思います。”いつも元気、いつもやる気いっぱい!”であればいいのですが、正直これができるのはロボットしかいないと考えてください。人間だから、不安や焦りを抱えるのは仕方ないのです。
人が不安や焦りを感じるのは、ある意味自然のことです。大切なのは、その都度、自分なりの答えを身につけること。そこで今回は、不安や焦りで押しつぶされそうなときの対処法についてお伝えします。
読後に、気持ちが少しでも楽になったり、自分なりにやれることを考えたりできるでしょう。ぜひ最後までお読みください。
不安や焦りがあって当たり前?!
記事を読めば気持ちが軽くなります!
くり返しますが、人間はみな心のどこかに不安や焦りを抱えています。不安の大きさも焦りの程度もさまざまです。
受験生なら「明日のテストが心配だ」「明日までに課題ををやらなきゃいけない」など勉強に関する不安は大きいでしょうし、友達や家族など人間関係で悩みが深ければ、勉強に向かう姿勢に影響を与えます。
しかし不安や焦りをゼロにしようと焦るより、まずは「不安や焦りは当たり前」と捉えることが重要です。注意すべきは、不安や焦りに心を奪われ過ぎないことです。執着すれば、なおさら気になり、負のスパイラルに陥ってしまうでしょう。
まずは「不安や焦りは当たり前」と思うこと!これを念頭に次からの対処法をお読みください。
不安や焦りに押しつぶされそうなときの対処法3つ
対処法3つのポイントを押さえれば、応用可能!
基本的に、不安や焦りを、ほかの人が解消してくれるわけではありません。対処すべきは、自分自身。厳しい現実ですが、受験生の試練と捉えましょう。
しかし、今回ご紹介する3つの考え方を使えば、自分の不安や焦りを和らげられます。ポイントは、いつでもどこでも主体性を発揮するという点です。対処法を自分なりに解釈して、応用的に活用するのもあり!です。
「自分はできる」と思い込む
プラス思考で、とはよく言われます。とくに自己評価をプラスにすれば、自分の気持ちも人付き合いも穏やかになるでしょう。しかし簡単ではないのも事実です。不安や焦り、加えて不満や恐怖、攻撃心などマイナス感情は付いてまわります。
「プラス思考でなんかいられない」「自分はダメだ」と思えば、やはり”そう”なります。今の自分に不安や焦りがあって何とかするのも、結局は自分次第なのです。
とにかく「自分はできる」と思い込みましょう。根拠や理由なんていりません。ただひたすら「自分は大丈夫、できるできる!!」とワッハッハと笑ってみるのです。くだらないと思っても、そうしてください。
目的や目標を見直す
以前の記事でお伝えしましたが、目指すものがあって人は行動に起こせます。富士山の頂上で御来光を拝みたいから登山をする、と同じです。目的がはっきりしているほど、到達までの方法も明確になります。
目的地が分からなくて迷子になっていませんか?不安や焦りは、もしかしたら「目的が明確でないこと」から生まれているかもしれません。
そこで、時間の無駄と考えずに、自分の描くビジョンをクリアにしてみましょう。○○高校・大学に合格する!という目的の子もいれば、さらなる先を見据えて建築学の勉強をする、有名パティシエになる、という夢かもしれません。
見直しで重要なのは、家の人や先生、友人などに左右されない、自分自身の目的を自覚することです。夢や目的を実現させた自分の姿をはっきりと描き出しましょう。成功したあなたは、周囲からどのように言われていますか?賞賛されていますか?
イメージがはっきりしていればしているほどいいです。さらに「自分はそうなれる、いやなれる!」と唱えましょう。
優先順位を決める
自分が描いた目的や夢を達成するには、どの順番で何をするのがいいのでしょうか?まずは、やるべきことを洗い出します。20代で建築家になる自分を思い描くなら、やるべきことをすべて書き出します。
・数学や物理で満点を取る
・大学時代は1週間に一度は建築物を見て回る
・年に1度、国内と海外1回ずつ旅行する
・建築関連の本を月に1冊熟読する
・建築以外の本を週に1冊読破する
・海外の研究文献を原文で読めるようにする
・1級建築士を取得する
・人と会話できるアルバイトで人間関係を学ぶ
なかには10以上あるいは100近く描き出せる受験生がいるかもしれません。ここで受験勉強のことが心から離れていても一向に構いません。逆に考えない方がいいです。書き出したものが多ければ多いほど、実は自分の本音や内面、本当にしたいことに近づけるかもしれません。
100書き出せたのなら、今に一番近いモノ、あるいは必要なものをたとえば5~10個ほど選んでみましょう。そして、やるべきことを順番に並べるのです。実は受験勉強に関係のない内容があるかもしれません。しかし、あなたが今から必要だと思えば順番に入れ込みましょう(モチベーションを保つためにも外さないほうが賢明です)。
- 「自分はできる」と思い込む
- 目的や目標を見直す
- 優先順位を決める
自己内対話は自分を強くする
不安や焦りで押しつぶされそうなとき「どうしよう」「どうしようもない」「だれか助けて」「受験勉強なんてなければいい」「親のせいだ」「先生のせいだ」など、あきらめ、人や環境に対する攻撃心などが芽生える場合があります。
自分自身に対する攻撃へ移行してしまう子もいるでしょう。しかし、ググッとこらえて、自己内対話を続けます。自己内対話とは、前章で紹介した「自分はできる」と思い込み、目的や目標を見直し、優先順位を決める…その過程でも行われることです。
大切なのは、自分の内面をとことん掘り下げるという意味です。人に「私のことどう思う?」「どうしたらいい?」と尋ねる方法もありますが、その像は他人が見たあなたであり、あなた自身の姿ではありません。もしも人に尋ねたいと思うのなら、客観的な「自己」をイメージしてからにしましょう。
ほかにも方法はあります。もしも人に問いかけたくなるのであれば「会話や読書」「散歩や運動」がおすすめです。あなたの内面を掘り下げてくれる手立てを自分で探ってみるのです。
会話や読書で自己内対話
家族、友だち、学校の先生、信頼をおける人、ときにはカウンセラーと話してみるのもいいでしょう。客観的にあなたを見てくれると思う人を選びます。この際、あなたの不安や焦りを伝えて、相手がどう反応したとしても、できるだけ感情的にならず客観視する姿勢が重要です。確固たる自分を意識します。
また、安易に人に頼るのが不安な人は、読書をしましょう。世の中には、新たな視点に気づかせてくれる本がたくさんあります。言葉を拾いたい、求めたいと思っている人のところに、ちゃんと言葉は届けられます。
散歩や運動で自己内対話
散歩は何も考えずに始めてOKです。おのずと気持ちの整理をすることができます。歩きながらあなたの脳裏によみがえるもの、いいこと悪いことも含めて、すべて認める感じで歩き続けましょう。
また、無我夢中で打ち込める運動もいいでしょう。何かに打ち込めると、もやもやしていた気持ちが嘘のように晴れる場合があります。そのときの達成感を大切にしましょう。部活が終了してしまって悶々とする毎日を送っている受験生ほど、運動は気持ちをすっきりさせ前進させてくれると思います。
- 会話や読書をする
- 散歩や運動をする
まとめ
不安や焦りは禁物!ではなく上手に対処して自分軸を!
今回は受験勉強で挫けそう…というか不安や焦りで押しつぶされそうなとき、どうしたらいいのかお伝えしました。ご紹介したように、自分自身を強く保つことが不安や焦りに飲み込まれない方法です。
主体であることは、その達成に向けてはやはり努力が必要です。しかし、一旦ぶれない自分を形成すると、将来も必ず訪れるだろう大きな波に翻弄されず、困難や悩みに自分で対処できる大人に変われます。
受験勉強は、人間形成のうえで、とても大切な通過点です。今回の記事内容を参考に、ぜひ自己内対話できる機会を設定してください。波はあって当然。そのたびに、自己内対話。次第にそれが自然とできるようになり、負のスパイラルどころか、相乗効果となりあなた自身を成長させてくれるでしょう。