勉強中におすすめのお菓子とは?お菓子選びの4つのポイントをご紹介!

「勉強中に食べるお菓子はどんな物がおすすめ?」

今回はそんな疑問にお答えします。

勉強中におすすめのお菓子を紹介します。

「勉強中に食べるお菓子はどんな物を選べばいいんだろう？」

勉強中のお菓子選びはとても大切です。

というのも、お菓子に含まれる成分によって、眠気を催したり集中力が下がってしまうことがあるからです。

また、それとは反対に、学習効果が上がるような働きをしてくれるお菓子もあります。

この記事では、勉強中におすすめのお菓子が持つポイントを4つに分類し解説します。

さらにそのポイントを満たしている勉強中におすすめのお菓子を紹介します。

勉強中におすすめのお菓子が持つ4大ポイント

勉強中におすすめできるお菓子が持つポイントは次の4つです

1つずつ解説します。

ブドウ糖が摂取できるお菓子

勉強時にはブドウ糖が摂取できるお菓子がおすすめです。

というのも、ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源になるから。

脳細胞は血中のブドウ糖をエネルギー源として活動しています。

ブドウ糖を摂取しないと、血糖値（血中のブドウ糖の値）が低下し、脳の働きは悪くなり集中力が下がったり疲れを感じたりします。

そのため勉強中には血糖値を下げないよう、ブドウ糖を摂取できるお菓子がおすすめです。

血糖値が上がりにくいお菓子

勉強中にはブドウ糖を摂取し、血糖値を下げないことが大切です。

しかし、血糖値の急上昇や急降下によって起こる「血糖値スパイク」に注意しなければなりません。

血糖値スパイクとは、食後の短時間のみ血糖値が急上昇し、その後元に戻ろうとすることにより、急降下する現象のこと。

血糖値スパイクは、眠気や疲れを引き起こします。

ご飯を食べた後にウトウト眠くなってしまうのは、血糖値スパイクによるものです。

勉強中に血糖値スパイクが起きてしまうと、睡魔に襲われてしまい勉強がはかどりません。

ブドウ糖を摂取できて、かつ血糖値スパイクを起こしにくいお菓子を選びましょう。

勉強に効果的な成分が含有されているお菓子

お菓子に含まれる成分の中には勉強に効果的な物もあります。

たとえば、脳内物質を活性化させるものや、記憶力を向上させるものなどがあります。

有名な物をいくつか紹介します。

【カカオポリフェノール】

チョコレートなどに含まれるカカオポリフェノールは、BDNFという脳内物質を活性化させる働きがあります。

BDNFは記憶の形成に関わる物質であり、勉強中に是非摂取したい成分です。

学習効果の他に、血管を広げて血圧を下げる働きや、心拍数の安定・コレステロール値を下げ動脈硬化を防ぐ作用もあります。

学習面だけではなく、健康面についても摂取したい成分です。

【テオブロミン】

テオブロミンはチョコレートやカカオの苦み成分であり、自然界ではカカオにのみ含まれています。

脳内物質のセロトニンを助ける効果があり、自律神経に作用しリラックス効果を期待できます。

【オメガ3脂肪酸】

オメガ3脂肪酸は人体では合成できないため、食べ物などから摂取しなくてはいけません。

代表的なオメガ3脂肪酸はαリノレン酸・DHA・EPAです。

αリノレン酸は血圧を下げたり、体内の免疫反応の調整をしてくれます。

DHAは脳の神経細胞の情報伝達をスムーズにする働きがあり、記憶力や言語能力を高める作用があります。

EPAは血栓の生成を防ぐ・中性脂肪を下げ、悪玉コレステロールを減らす働きがあります。

【アントシアニン】

アントシアニンはポリフェノールの一種で、ブルーベリーや黒豆に多く含まれています。

強い抗酸化作用があり、目の疲れや視力回復の効果があります。

勉強中は目が疲れるため、摂取したい成分です。

【タウリン】

タウリンはタコやイカに多く含まれ、消化器官内でコレステロールの吸収を抑える働きがあります。

疲労回復に効くと言われていますが、筋肉細胞へのダメージや酸化ストレスを軽減させる効果があるからです。

勉強は脳を酷使し、体力を使うため勉強中はタウリンが含まれているお菓子を選ぶと良いでしょう。

歯応え・噛み応えがあるお菓子

固くて歯応えや噛み応えがあるお菓子が勉強中にはおすすめです。

なぜなら、「噛む」という動作が、学習効果につながるからです。

歯応えや嚙み応えがあるお菓子を食べると、口周りの筋肉を使います。

口周りの筋肉を使うと血流が良くなり、脳が活性化されます。

特に記憶力を司る「海馬」を刺激できるため、記憶力を高めることが出来ます。（シオノギヘルスケア）

さらに「噛む」動作には、眠気を防止する効果も期待できます。

勉強していると眠気に襲われ、なかなか勉強がはかどらない事があります。

歯応えや嚙み応えがあるお菓子は、眠気覚ましの効果もあります。

ブドウ糖が摂取できて血糖値が上がりにくいお菓子

食後の血糖値上昇を示す指標として『GI値』というものがあります。

『GI値』は食品に含まれる糖質の吸収度合いを示す指標で、食後2時間の血液中の糖の濃度を計ったものです。

低GI値のお菓子は糖の吸収が穏やかなため、血糖値スパイクを起こしにくく勉強中におすすめです。

低GI値のお菓子を紹介します。

ハイカカオチョコレート

ハイカカオチョコレートとは、一般的にカカオの含有量が70％以上のチョコレートの事をいいます。

通常のチョコレートよりも砂糖の量が少なく、低GI値食品として有名です。

チョコレートに含まれるテオブロミンは、集中力アップに期待できるため勉強中にはおすすめです。

ゼリー

ゼリーは入っている果物にもよりますが、ほとんどの商品が低GI値です。

勉強の合間に素早く食べられ、味も豊富なので飽きずに楽しめます。

中に含まれる果物はビタミンCが豊富なオレンジがおすすめです。

ビタミンCはストレス軽減・免疫力アップなどの効果もあるため積極的に摂取しましょう。

勉強に効果的な成分が含有されているお菓子

勉強に効果的な成分を含むお菓子を見てみましょう。

こどもDHAドロップグミ（ユニマットライフ）

こどもDHAドロップグミは手軽にDHAやEPAを摂取できます。

特にDHAは魚に多く含まれる成分で、脳の神経細胞の情報伝達をスムーズにする働きを助けてくれます。

こどもDHAドロップグミなら、魚を食べるよりも手軽に摂取できます。

SOYJOY　ブルーベリー（大塚製薬）

SOYJOYのブルーベリー味にはアントシアニンが含まれています。

アントシアニンには強い抗酸化作用があり、目の疲れや視力回復の効果があります。

勉強中の目の疲れを予防するため、摂取がおすすめです。

歯応え・噛み応えがあるお菓子

噛むことで脳が活性化されるので、歯応え・噛み応えのあるお菓子を選びましょう。

シゲキックス（UHA味覚糖）

噛み応えのあるお菓子と言えばグミを1番に思い出す人も多いと思います。

最近ではハードグミと呼ばれ、噛み応えを売りにしているグミも多く販売されています。

ハードグミの中でもダントツで固いのが、シゲキックスです。

刺激のある酸っぱさも眠気覚ましに、一役買ってくれそうです。

おせんべい

固いお菓子と言えば、おせんべいです。

勉強中にバリバリと噛むことで、脳が活性化されます。

おせんべいはうるち米を原材料として使用しているので、糖分も摂取できて勉強のお供におすすめです。

「学問のするめ」をおすすめする理由

勉強中のお菓子には、「学問のするめ」がおすすめです。

学問のするめは学問の神様を祀る、太宰府天満宮発祥のお菓子です。

勉強中のお菓子におすすめする理由を紹介します。 

するめには、勉強に効果的な成分が含まれています

学問のするめをおすすめする理由の1つが、するめには勉強に効果的な成分が多く含まれること。

するめにはタウリンやアルギニン・DHAなどの学習効果のある成分が多く含まれています。

さらにするめはGI値が低く、「血糖値スパイク」を起こしにくい食品でもあります。

歯応え・噛み応えがあるから眠気覚ましや脳の活性化にも最適

するめは、噛めば噛むほど旨味が出てくるお菓子です。

するめを長時間噛むことで、脳がより活性化され、勉強中に生じる眠気も解消できるでしょう。

学問の神様・菅原道真公を祀る太宰府天満宮が発祥

学問のするめは、太宰府天満宮発祥のお菓子です。

太宰府天満宮は、学問の神様『菅原道真公』を祀る天満宮総本社として有名です。

菅原道真公は幼少のころから学問に長けていたため、現在も『学問の神様』として崇拝され続けています。

太宰府天満宮には全国から合格祈願の参拝者が訪れます。

そんなこの地に「もっと受験生に喜ばれるお土産物を作りたい」という創業者の熱い思いから、学問のすすめが生まれました。

まとめ

今回は勉強中におすすめのお菓子について紹介しました。

勉強中におすすめできるお菓子が持つポイントは次の4つです。

ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源のため、摂取したいところです。

糖分を摂取するときは、血糖値の急上昇や、急降下によって起こる「血糖値スパイク」に要注意。

また、学習効果のある成分を含むお菓子や、歯ごたえ、噛み応えがあるお菓子を食べるのもおすすめです。

学問のするめは血糖値スパイクの心配もなく、学習効果のある成分も多く含まれています。

噛み応えもあり眠気覚ましや脳の活性化にも期待できます。

是非お試しください。