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- どうして中毒になるの?
- やめさせることはできないの?
- 勉強と両立する方法は?
Mr.michizane
「ヒマっ」
ゲーム中毒になった子どもから、ゲームを取りあげた直後に発せられる言葉です。
親としては、もっと子供と向き合って会話がしたい・・・でも、ゲーム機を渡しておけば、こちらは色々なことが効率的に進められる・・・
相反する二つのことを同時に解決することはできません。
少しずつ成長する子どもが、なんだか攻撃的になったり、内向的になったりしてはじめて気づくゲーム中毒。
今回は、厚生労働省がまとめたデータをもとに、(株)合格の見解をお届けします。
ではご覧ください。
小学生のゲーム中毒を解消しよう!親子で決めるルール化の法則4選
どうして子どもがゲームをするようになったのかを考えてみる。
「最初にゲーム機を渡したのは、子どもの誕生日でした。」
そういう人は少なくないと思います。
きっかけは、親が、子どもが学校でコミュニケーションにつまづいていることに気づいたとき。友達同士が話しているゲームの内容がまったくわからなくて、会話に入れなかった。こんな時にゲームを与えようと考えます。
多くの場合、何かの記念日にこじつけてゲーム機を渡すようなので、誕生日はぴったりなのです。
でも、それがすべてのはじまりだったとは・・・
小学生のゲーム中毒者に見られる特徴って?
なんか、ゲームの時間、長すぎない?
「なんか、ゲームの時間、長すぎない?」
その感覚は、たぶん正しいです。そして、もしかしたら手遅れかも・・・
いえ、どんなできごとにも手遅れってことはないと思います。その発想で読み進めてください。小学生のゲーム中毒者の特徴です。
- 内向的な性格になった
- 攻撃的な性格になった
- 寝る時間が遅くなった
まず、「内向的な性格になった」についてですが、これはいわゆるオタクになったという意味で、外出を嫌がったり、口数が減ったりという意味です。
思い当ることはありませんか?
次に、「攻撃的な性格になった」についてです。ゲームの時間があまりにも長すぎたり、宿題や明日の準備などの他のことをそっちのけでゲームにだけ時間を使ったりといった場合、親はいきなり文句は言いません。言いませんが、最期にはゲームの中断を指示しますね?
そうすると、子どものほうでも自覚があるので、ついイライラが表出します。結果、「うるさい!」とか「わかってるよ!」などと攻撃的な反応をするようになります。
最後に、「寝る時間が遅くなった」についてです。これはもう顕著に生活面で現れてきますが、それはもう、次の日が学校だろうがなんだろうが、寝ませんよね。ゲーム制作側も色んな仕掛けを準備しているものですから、ある種の達成感を超えないことには終われないわけです。気づけば朝方になる。これはもう、決まりきった流れです。
おおまかにまとめたゲーム中毒者の特徴でしたが、いかがですか?
かなり当てはまってるんじゃないでしょうか?
親子で決めるゲーム中毒を解消するルール化の法則4選
すべては親子で決めるルールによって決まる!
そもそも、親が子どもに手渡したことではじまったゲーム中毒です。
親側で、しっかりけじめをつけましょう。
- 使いすぎを防ぐ
適正な利用時間の設定 - 年齢に合ったソフトを選ぶ
年齢別レーティング制度 - 有料コンテンツ利用によるトラブルを防ぐ
ガイドラインや機能による制限 - インターネットトラブルを防ぐ
ゲーム機のインターネット接続の制限
出典:厚生労働省
法則1:使いすぎを防ぐ
使いすぎを防ぐには、最初から親がパスワードや使用可能時間を管理することです。後出しジャンケンでは必ず不平不満の原因になります。なにごとも最初が肝心です。
法則2:年齢に合ったソフトを選ぶ
年齢に合ったソフトを選ぶには、年齢別レーティング制度をしっかりと理解することです。対象年齢に応じて区分が設けられているので、その区分マークを確認しましょう。
法則3:有料コンテンツ利用によるトラブルを防ぐ
有料コンテンツ利用によるトラブルを防ぐには、親子間での会話の徹底、課金時には親側のスマホ端末にオッケーをもらわないと機能しない仕組みをしっかりと作ることです。
お互いに納得したうえでの機能制限やガイドラインを決めておきましょう。
法則4:インターネットトラブルを防ぐ
インターネットトラブルを防ぐには、ネット接続そのものを親が監理するシステムを作る必要があります。端末を使いはじめるときは、親がパスワードを入力して渡す、テザリングやポケットWIFIで接続させ、使いすぎだと感じたら、親側の意志で接続を切るなどの仕組みを作ります。
どのルールも、親側から一方的に申し渡すという殿様スタイルではなく、子どもにしっかりと説明した上で、双方が納得したルールを設定しましょう。
まあ、本来わたしてあげるなら、“勉強をしたご褒美に、できるゲーム”がベストですよね。
例えば、スマイルゼミ。
これなら親も罪悪感はありませんし、子どもとしてもやる気がアップしますよね。同じお金を払うなら、何倍も意義があると思います。
オンラインゲーム中毒の息子を救い出した裏技に絶句・・・
これではミイラ取りがミイラになったことになるのでは・・・
方丈海さんは、Twitter上で「1ツイート完結の超短編小説を投稿」し続けるインフルエンサーで、8万人以上のフォロワーを抱えています。
そんな方丈さんが、あるとき息子が抱えるオンラインゲーム中毒を治すための大きな一歩を踏み出しました。
息子がonlineゲーム中毒になった。叱るよりも、まず子供の目線に立つべきかと、私も始めてみる事にした。
なんという意識の高い親心、なんという自己管理能力・・・!
われわれのような未熟な親であれば、頭ごなしに「もうやめなさい!」といって、“パワーで相手から奪う”というショートカットを試みることでしょう。
しかし、方丈さんは違います。子どもの目線に立つことで、子どもが夢中になっている理由を、ちゃんと理解しようとしました。
その結果・・・
その甲斐あって、息子のオンゲー中毒は改善された。息子曰く「自分の姿を、客観的に見れたから」らしいが、今やそんな事はどうでもいい。向こうの世界で今日も、仲間達が私を待っているのだ。
驚くべきことに、自分自身がゲーム中毒者となってしまったのです・・・!
不幸中の幸いとでもいうのでしょうか、当初の目的通り、息子をゲーム中毒から抜け出させることには成功したようですが・・・
息子がonlineゲーム中毒になった。叱るよりも、まず子供の目線に立つべきかと、私も始めてみる事にした。
その甲斐あって、息子のオンゲー中毒は改善された。息子曰く「自分の姿を、客観的に見れたから」らしいが、今やそんな事はどうでもいい。向こうの世界で今日も、仲間達が私を待っているのだ。
— 方丈 海@毎日投稿 140字小説 (@HOJO_Kai) April 2, 2022
これ、成功なんでしょうか?
非常に悩むところです。
小学生のゲーム中毒を解消しよう まとめ
きっかけは親の安易な考えかもしれません。
子どもにスマホを持たせている親、けっこう多い気がします。
まず、自分自身が楽になるから。夜は夜で泣かれるし、昼間は当然目が離せません。
そんなとき、スマホの動画を見せておけば、簡単に子どもの意識の集中をそちらに向けることができます。
ゲームを渡したきっかけも、たしかに子ども同士のコミュニケーションがうまくいかないかもしれないという心配もあったでしょう。
それにしても、もう少し、子どもに意識を向ける余裕があったなら、ゲーム中毒を引き起こすことは無かったかもしれません。
親子でもっと対話をしませんか?
われわれ(株)合格も努力します!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。